
アメリカの日本人補習校(補習授業校)のホームページで持ち物を確認したら、細かい指定がなくて困ってる…
日本人補習校では日本の教科書を使って勉強します。
そのため、ノートや筆記用具は基本的に日本の方がそろえやすいです。
日本の小学校のように細かい指定がないため、逆にどんなものをそろえたらいいんだろう、と困っている方もいるようです。
そこで今回は、アメリカのケンタッキー州にある日本人補習校(補習授業校)の「小学1~6年生の持ち物と注意点」を紹介します。
小学生以上の子は日本で教科書の準備が必要なので、渡米前にしっかり確認しましょう。
【アメリカの日本人補習校】小学生の持ち物準備リスト
小学1・2年生
- 教科書
- ノート
- フォルダー
- 筆箱
- お道具箱
- リュックまたはランドセル
- 運動靴
- 長袖上着
- お弁当・水筒
- 15㎝と30㎝ものさし、三角定規(2年生)
※5.お道具箱は学校で保管されています。その他は毎回登校するときに持って行きます。
✔ 1.教科書
新学期に入学する場合は補習校で配られるので、家で名前を書いておきます。(国語・算数・生活・音楽・どうとく・書写)
✔ 2.ノート
- こくご8マスノート
- さんすうノート(1~10の数字が書いてあるもの)
※3年生も同じマスのノートが指定されています。
わたしは多めに日本から買って行っていたので、駐在が長くて日本のノートを持っていない方にあげたらとても喜ばれました。
とくにかわいいノートはアメリカでは手に入りにくいので、少し多めに買っていてもいいかもしれません。
1年間にそれぞれ2冊づつあれば十分です。
✔ 3.フォルダー
宿題を持って行ったり、学校からの手紙を持って帰るときに使います。
二つ折りのファイルの内側にポケットがついてるA4サイズのものがおすすめです。
現地校でも使っています。
✔ 4.筆箱
えんぴつ3~5本、赤色えんぴつ(または赤ペン)、消しゴムを入れて持っていきます。
多くの子は両開きタイプの筆箱を使っています。これは日本で買ってくるのがおススメです。
✔ 5.お道具箱
上の写真のようなふた付きケースを使っている子が多いです。
お道具箱やその中身は、アメリカのスーパーでも購入できます。
- クレヨン(または色えんぴつ)←クレヨラが人気(アメリカのスーパーで購入可)
- はさみ
- のり(液体&スティック)
- セロテープ(カッター付)
日本で使ってる横長のクレヨンケースは大きいので、中身だけジップロックに入れてからお道具箱に入れてもいいと思います。
セロテープはアメリカではシンプルなものばかりです。
かわいいセロテープの本体と詰め替えは日本で買ってくるといいですよ。
✔ 6.リュックかランドセル
教科書や荷物が入るカバンなら何でも大丈夫なんですが、みんなリュックかランドセルです。
わたしは渡米が決まった時「せっかく日本で高いランドセル買ったのに~」と思ったんですが、週1とはいえアメリカでも使えてるのでよかったです。
✔ 7.運動靴
学校からは靴底の白い運動靴をおすすめされます。
アメリカでは現地校を含めて学校では1日中靴なので、履き心地のいいものを選んでおくといいですね。
余談ですが、アメリカって子どもの靴高いです・・・
日本だと4,000円出せばそれなりにいい運動靴が買えますが、アメリカでシュンソクのような靴を探すと$50~60します($1=130円だったら6,500円~7,800円!!!)
もしこれからアメリカに行く予定なら、少し先の分まで買って送るといいかもしれません。
✔ 8.長袖上着
アメリカの学校のエアコンはめちゃくちゃ寒いので、長袖上着は春・夏の暖かい時期こそ必ず持っていったほうがいいです。
✔ 9.お弁当・水筒
小学1年生からは1日学校があるので、お弁当を持たせます。
水筒は好きなものでOKです。
小学生からはペットボトルでもいいようですが、アメリカのペットボトルのフタはズレてもれやすいので何か水筒に入れてもたせるほうが安心です。

うちは「1Lの水筒+予備でペットボトル1本」を持たせています。
ちなみに、現地校ではみんな直飲みの水筒を使っているので、これから買うならコップ付きでないものがおすすめです。
✔ 10.15㎝と30㎝ものさし、三角定規(2年生)
細かい指定はありません。
小学3~6年生
- 教科書
- ノート
- フォルダー
- 筆箱
- リュックまたはランドセル
- 運動靴
- 長袖上着
- お弁当・水筒
- 分度器セット
- 国語辞書
- 漢字辞典
一般的な学年ごとのノートの目安は、ジャポニカ学習帳サイトに載っていたので参考にしてください。
冬休みの課題に書き初め、夏休みの課題に絵画があるので「書道道具」と「水彩絵の具」もあれば持っていきましょう。
書道の紙だけならアジア系スーパーでもよく見ますが、書道道具セットはアメリカで探すのは難しいです。
【注意点】日本人補習校で使う教科書は日本で準備する
新学年(4月)からの入学でない場合、日本人補習校で使う教科書は日本にいるあいだに準備します。
- 今通っている小学校に「教科書給与証明書」を作成してもらう
- 「海外子女教育振興財団」に問い合わせる
- 足りない教科書を注文する
まず、今通っている日本の小学校に「教科書給与証明書」を作成してもらいます。
つぎに日本の「海外子女教育振興財団」に問い合わせて、日本人補習校でつかう教科書の種類・出版社の表を家に送ってもらいます。
現在使っている教科書がそのまま使えるものもありますが、別の出版社の教科書が必要な場合は「海外子女教育振興財団」に注文すると家まで送ってもらえます。

教科書は無償ですが送料は1,800円かかります。
出国予定1ヶ月前までには手続きしておくと安心です。

日本人補習校へ通いはじめたら、学年の後期分または次の学年の教科書は日本人補習校で配られます。
各家庭にプリンターの準備が必要
補習校の宿題プリントは、各家庭で印刷しないといけません。
小学1・2年生で、週に5枚ほどです。

宿題プリントは学校で配ってくれたらいいのに、と思います……
日本で使っているプリンターは、電圧が100-240Vのものであれば変圧器を使わなくてもアメリカで使えます。
しかし、インクは日本とアメリカとでは規格が異なるので確認してきましょう。

わたしは日本でインクをまとめ買いし、プリンターと一緒にアメリカに送って使っています。
通信教育の専用タブレットを日本から持って行くか検討する
日本人補習校では、日本の教科書を使い日本の小学校で1週間かけて勉強することを1日でサラッと学びます。
日本人補習校に通うだけで日本の勉強スピードについていくことは難しいです。
アメリカでもチャレンジタッチやスマイルゼミなどのタブレット学習を使いたいなら、専用タブレットは出国時の手荷物で持って行きましょう。
海外でも日本と同じ料金!海外在住小学生にオススメの日本の通信教育タブレット学習4社を徹底比較>>
もし海外でもそろばんを習わせたいと思っているなら、日本でそろばんも買って行くといいですよ。
海外でも日本の小学生に人気の習い事「そろばん」が習える!オンラインそろばん教室おすすめ3社を比較>>
日本で買って行くのがとくにおすすめなもの
- ノート
- 両開きの筆箱
- 好きなキャラクター物
- 書道道具セット(任意)
アメリカでも代用できるものはありますが、とくにノートは日本で買っておいて間違いありません。
まとめ:日本人補習校の持ち物は日本の方が買いやすい
日本人補習校では日本の学校と同じ勉強をするので、学習に必要な文房具はなるべく日本で買って行くのがおすすめです。
新学年(4月)からの入学でない場合は、渡米前に教科書の手配を忘れないようにしましょう。
日本人補習校についてはべつの記事でまとめているので合わせてチェックしてみてください。