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駐在ママが教える!アメリカの小学校編入成功マニュアルと5つの編入準備

失敗しない成功マニュアル【駐在ママが教えるアメリカの小学校編入準備5つ】
  • 渡米後スムーズに入学手続きができるようにしたい
  • アメリカの小学校に持って行くものを知りたい
  • 子どもが日本でやっておくといいことは?

小学生の子どもと一緒のアメリカ駐在が決まると、一番気になるのは子どもの学校生活ですよね。

友達との別れや日本語の通じない異国へ引っ越すことになる子どもが、アメリカで少しでも楽しい学校生活を送れるようにしてあげたいと思うものです。

アメリカ生活3年目のわたしは、「子どものために日本でやってきてよかった」と思っていることがあります。

そして実際に子どもがアメリカの小学校に通いはじめてから分かった「渡米前にやっていたらよかった」と後悔していることもあります。

そこで今回は、アメリカ生活3年目のいまだからこそ分かる渡米前の成功準備を紹介したいと思います。

これから大切なお子さんがアメリカの小学校へ編入する予定なら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

2021年~5&7才の子どもとアメリカ駐在に帯同し、不安や困難で引きこもり生活を経験。
渡米前の不安やアメリカ生活中の失敗・困難を乗り越えてきた経験をもとに「これから駐在予定&駐在中の方に役立つ情報」を発信します。
アメリカの小学校に通う次男(7才:2nd)は算数クラスを1学年飛び級し、長男(9才:4th)は算数クラスを2学年飛び級中。

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アメリカの小学校にスムーズに編入できる成功マニュアル

評判や学力レベルを調べてから学校を決める

まずはアメリカで通う現地の学校選びです。

同じ市内にある学校でも学力は大きく異なるので、家を決める前に現地にあるいくつかの学校の評判を調べてください。

なんとなくで家を決めてしまい、渡米してから学校の評判が悪いことを知って1年もたたずに引っ越す人も意外といるんですよ。

現地校の学力・評判の詳しい調べ方は別の記事で紹介しています。

アメリカ駐在員の子どもを現地で評判のいい学校に通わせる方法>>

入学手続きに必要な書類の確認

学校によって多少異なるかもしれませんが、アメリカの小学校へ入学するときに必要な書類は以下のようになっています。

入学手続きに必要な書類
必須のもの
  • 予防接種証明書(英文)
  • 英文の成績証明書(あれば)
  • 子どものパスポート
  • 申請番号(Application number)←学区役所に登録したときに発行される番号のメモ
  • 子どものI-94プリント(I-94Websiteに子どもの情報を入力し印刷する)
  • 住所証明の書類2つ(例:賃貸契約書、電気やガスの申込時に発行される住所証明、光熱費の請求書)
入学後の提出でもいいもの(すべてアメリカの病院で受診する)
  • 健康診断証明書
  • 結核検査証明書(ツベルクリン反応検査)(必要な地域のみ)
  • 歯科検診(6歳以下のみ、1月1日までに提出すればよい)
  • 眼科検診(6歳以下のみ、1月1日までに提出すればよい)

予防接種証明書(英文)、英文の成績証明書(あれば)、子どものパスポートは日本で準備しておきましょう。

住所証明の書類は、渡米後すぐに2つ用意するのは厳しいと思います。

わが家は学校に相談したところ、賃貸契約書だけで受け入れてもらえました。

渡米後の健康診断は「小児科、歯科、眼科」の予約を取り、検査結果を学校へ提出します。

アメリカで病院を予約するときは「学校に提出するための健診を受けられるか」を確認しましょう。

「うちでは学校用の健診はやってないんだよ~」と断られた病院もありました。

【渡米前】予防接種証明書(英訳)

アメリカの小学校に通うには州基準で定められている予防接種を受けておく必要があります。

予防接種証明書が学校に提出されるまで通学は許可されません。(保育園・幼稚園~高校生まで全員必要)

A型肝炎など、日本では受けていないものがアメリカでは必須となっているので渡米前に必ず確認しましょう。

足りていない予防接種はできるだけ日本で完了し、予防接種証明書(英文)を作成してくると入学手続きがスムーズにできますよ。

予防接種の内容はこちらの記事を参考にしてください。

【渡米前】成績証明書(英文)

英文の成績証明書(英文)は、日本で通っている学校に作成してもらいましょう。

今は小学校に英語の先生もいらっしゃるので、こころよく引き受けてもらえると思います。

【渡米前】子どものパスポート

パスポートは渡米前に作成するので、アメリカの小学校入学の手続きのときに必要ということを知っておくだけで問題ないですね。

アメリカの小学校に持って行くものを確認

学校に毎日持って行くもの
  • リュック
  • ファイル(学校指定のもの)
  • 水筒
  • スナック

※教科書や筆記用具などはすべて学校に置きっぱなしです。

アメリカの小学校にはリュックで通うので日本で買っておいてもいいですよ。

リュックは「A4サイズより一回り大きいB4サイズ」が余裕で入る大きさがベストです。

水筒は何でもいいんですが、アメリカ人の子ども達は「直のみタイプ&肩かけ紐なし」のものを使っています。

えんぴつや消しゴムなどの学用品は基本的に学年のはじめにクラスに寄付し、先生が必要に応じて配って使うのがアメリカ流です。

学用品準備リスト(サプライリスト)は学校のホームページで確認できますが、学年の途中から入学する場合は準備が必要かどうか学校に確認してみてください。

写真つき!アメリカのキンダー学用品準備リスト(サプライリスト)を紹介>>

アメリカの小学校に楽しく通えるためにやっておきたい5つの編入準備

学校にかき氷屋さんが来ることも。好きなシロップかけ放題(^^
  1. アメリカ生活のいいところを話す
  2. 喋らなくてもできる得意なことを伸ばす
  3. 英語を覚える&知らない外国人と話す
  4. アルファベットや名前を書く練習(3rd grade以上は筆記体も)
  5. 日本の小学校との違いを知っておく

①アメリカ生活のいいところを話す

いきなり友達と別れて知らない土地へ引っ越し、日本語も話せない学校へ通うって子どもにとってはかなりのストレスです。

わが家も、アメリカ駐在が決まって子ども達へ話したときは大泣きでした。

そんな中、子どもがアメリカへ行きたくなりはじめたのはアメリカ生活のいいところをたくさん話したからでした。

  1. アメリカ生活のいいところや楽しそうなところを話すと、
  2. 子どもがアメリカへ行きたくなって、
  3. 英語をもっと話せるようになりたい、とやる気が増す。

うちの子ども達は食べることが大好きなのでこんな感じで話していました↓

  • アメリカのピザはめちゃくちゃ美味しい
  • マクドナルドのジュースはおかわりし放題
  • 給食に焼き立てピザやクッキーが出る
  • 学校にスナックタイムがある
  • アメリカの学校に掃除の時間はない
  • 誕生日の子が学校にカップケーキ持ってきてみんなで食べる

早くアメリカの小学校に行きたい!!←単純(^^

子どもがアメリカへ行くことに前向きになった結果、渡米前の数ヶ月の英語力の伸びが半端なかったんです。

お子さんの興味のあることで「アメリカの方がいい」というところを見つけて、たくさん話してあげてください。

②喋らなくてもできる得意なことを伸ばす

「喋らなくてもできる得意なこと」があると、学校で子どもが自信を持って過ごせる時間が作れます。

例えばこんなこと↓

  • タイピングができる
  • マインクラフト(略してマイクラ)ができる ※コマンドを知っていると、なお良し
  • ピアノが弾ける
  • 九九や計算が早い
  • 絵を描くのが得意
  • 工作が得意

アメリカの小学校ではタイピングの速さを競う授業があり、学年で1位になった子は景品がもらえます。

マイクラはスイッチやパソコンを使って遊べるプログラミングゲームで、小学校では2nd gradeの終わりごろから授業中にパソコン版のマイクラをします。

息子はマイクラのコマンド入力ができるようになった結果、クラスのみんなから「すごい」「どうやるか教えて」と言われるようになりました。

ゲーム好きな子はぜひ(^^アメリカの小学校のマインクラフトを8歳が解説|英語が簡単になるよ!>>

そして、そろばんを習って計算が得意になっておくのもかなりおすすめです。

アメリカでは計算の苦手な子がとても多いので、計算が速く正確にできるそろばんをやっておけば学年優秀クラスへの移動や飛び級などもできて子どもの自信につながります。

【2024年】海外でもそろばんを習おう!おすすめオンラインそろばん教室3選>>

③英語を覚える&知らない外国人と話す

とくに覚えておきたい英語
  • 教科の名前
  • 教室の名前
  • 文房具の名前
  • 「トイレに行ってもいいですか?」
  • 「お腹が痛いです」
  • 「やめて!」「あっち行って!」など

アメリカの小学校でも、残念ながらいじめや嫌なことを言ってくる子がいます。子どもがいじめにあったときの対処法はこちら>>

全く英語が話せない子はとくに狙われやすいので、嫌なことはハッキリ言えるように練習しておくといいですよ。

日本にいる安心した状況の頃から、知らない外国人と話す体験をさせておくといいかも。

口に出せるフレーズをたくさん増やしておくと、アメリカ人の子ども達が実際に話している場面を見て「こういうときに使えるんだ」と理解して話せるようになります。

わたしの長男は子ども専門オンライン英会話リップルキッズパークを3年半利用したあと、アメリカの小学校2nd gradeの日本人が1人もいないクラスへ通いはじめ、数ヶ月たったときにこんなことを言っていました。

「ぼくは英語を話せたからみんなに返事ができて、自分から質問もできた。学校に通いはじめてすぐに友達がたくさんできたし、友達になればみんなが助けてくれる。もし英語を全く話せなくて、助けてくれようとするみんなに何も返事をしなかったら、もうだれも助けてくれようとしなくて1人で過ごしてたかもしれない。だから英語を話せるようになってて本当によかったよ

英語が母国語でない国から転校してくる子もいますが「みんな日本人より英語を話せている」そうです。

学校に通いはじめてすぐは隣の席の子がプリントの答えを見せてくれたり、答えの書き方を教えてくれたり、友達には本当にお世話になりました(^^

1年経ったいまでは自分の力でオールAの成績を出せるようになったので、日本で英語の基礎や会話を身につけてきたことは成功だったと思っています。

アメリカの小学校を楽しんでいる9歳が利用したリップルキッズパークの特徴や口コミはこちら>>

④アルファベットや名前を書く練習(3rd grade以上は筆記体も)

アルファベットの大文字・小文字と自分の名前をローマ字で書けるように練習しておきましょう。

キンダーガーテンから入学する場合は、学校で練習する時間があるため必須ではありません。

筆記体は2nd gradeの最後に習うので、3rd grade以上で通う予定なら練習しておくといいですよ。

⑤日本の小学校との違いを知っておく

日本とアメリカの小学校では、あたり前のことがかなり違います。

「言葉がよく分からない+文化が違う」がダブルでくると子どもはかなり混乱します。

渡米前に、アメリカでの常識や日本の小学校とどんなところが違うのかを知っておくといいですよ。

日本の小学校からアメリカの小学校に編入して驚いた「日本との違い15選」>>

日本とアメリカの小学校で勉強する英語のレベルの違いや、アメリカの小学生の服装を紹介した記事もよかったらチェックしてみてください。

まとめ:アメリカの小学校編入前の成功準備

アメリカの小学校へ通うことが決まったら、日本にいるあいだに以下の書類を準備しておきましょう。

  • 予防接種証明書(英文)
  • 英文の成績証明書(あれば)
  • 子どものパスポート

また、お子さんがアメリカの小学校を早くから楽しめるように、小学校の情報を一緒に調べたり、口にできる英語フレーズを増やしておきましょう。

いずれ日本に帰国予定、アメリカ生活中に日本の勉強もやらせたいという方は、アメリカで利用する日本語学習法も考えておくといいですよ。

どんなに英語の勉強をしてきても、いきなりアメリカの学校の授業についていくことは難しいですが、日本でやれるだけやっておいて損はありません。

あなたのお子さんが楽しいアメリカの学校生活を送れることを願っています。

アメリカの小学校についてまとめたこちらの記事も参考にしてください。

アメリカ赴任者の子どもが通える4種類の学校とは?入学時期や学年制度・年齢>>

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