
子どもがアメリカのキンダーに通うことになった。何を準備したらいい?
アメリカの学校では、新学年前に「1年間に使う学用品」をそろえて持って行くシステムがあります。
この「1年間に使う学用品のリスト」のことをアメリカでは「サプライリスト(Supply list)」といい、詳細は各学校のホームページで確認できます。
しかし日本では聞いたことのない名前の商品ばかりで、どれを買ったらいいかよく分からないんですよね。
そこで今回は、アメリカのキンダーに通っていた子どもを持つわたしが、キンダーのサプライリストの商品を写真つきで詳しく紹介していきます。

間違えて買うと返品や交換が手間なので、購入前にこの記事でチェックしてみてくださいね。
サプライリストは渡米してから買いそろえるのが無難ですよ。
この記事に貼ってあるのはアメリカのAmazonのリンクです。
【アメリカのキンダー】学用品準備リスト(サプライリスト)

学校のサプライリストは、大きく分けてこの3つに分けて書かれています。
- 「個人用」
- 「クラス用」
- できれば準備してほしいもの(任意)
自分の子どもの名前を記入しておくものは一部です。
ほとんどはクラスへ寄付し、クラス全体で共有して使ったり、先生の判断で必要な子に配られたりします。
1.「個人用」(子どもの名前を書いておくもの)
- リュック(Backpack)
- 開け閉めできるボックス型のお道具箱(School supply box your child can open and close)
- 3リングのファイル(3-ring binder with clear front pocket)
- ヘッドフォン(Over the ear headphones)
- 肌着や着替えの予備(ジップロックに入れる)
1.リュック
A4サイズのものが余裕で入る大きさのリュックなら何でもOKです。
2.開け閉めできるボックス型のお道具箱

フタができるボックスケースです。
ハサミやクレヨン、マーカーなどを入れます。
3.3リングのバインダー
表紙に透明のポケットがついてるものを指定されます。
4.ヘッドフォン
耳の中に入れるイヤフォンではなく、耳を覆ってつけるヘッドフォンを指定されています。
有線の安いもので大丈夫です。息子が使ってるのはこれです。
5.肌着や着替えの予備(ジップロックに入れる)
汚れてしまったときの予備の着替えです。
2.「クラス用」(無記名で提出するもの)

- クレヨラのクレヨン4箱(16本または24本入)(4 box of Crayola crayons (16 or 24 count))
- クレヨラの水性マーカー1箱(1 pack of Crayola broad line markers 【washable】)
- はさみ1本(1pair of scissors)
- スティックのり6本(6 Elmer’s washable glue sticks)
- えんぴつ12本(1 pack of MY first Ticonderoga#2 Pencils)
- ホワイトボード用黒ペン9本(9broad tip black dry erase markers)
- 手の消毒ボトル(1 small bottle of pump hand sanitizer)
- プライマリーコンポジションノート2冊(2 primary composition notebooks)
1.クレヨラのクレヨン4箱(16本または24本入)
アメリカのクレヨンといえば「クレヨラ」が1番人気で、学校はこの商品を指定しています。
2.クレヨラの水性マーカー1箱
クレヨラにはマーカーもあります。
いくつか種類がありますが、水性を指定された場合は「Washable」と書いてあるものを選びます。
3.はさみ1本
「1pair of scissors」は、はさみ1本のことです。
はさみ専用のケースは必要ありませんが、先の丸いものを準備します。

先のとがっているはさみは使用禁止です。
4.スティックのり6本
学校の指定は、「Elmer’s」ブランドの商品です。

学校の指定本数より多いものの方が安く買えることもあります。
学校に多めに寄付するか、自宅で使ったらいいですよ。
5.えんぴつ12本
キンダーで使うのは、ふつうのえんぴつより太めの商品でTiconderogaというブランドが指定されます。
6.ホワイトボード用黒ペン9本
「EXPO」というブランドのものがメジャーです。
7.手の消毒ボトル
スーパーの薬売り場付近に置いてあることが多いです。
8.プライマリーコンポジションノート(Primary Composition)

ノートは「Composition Book」と間違えないように気をつけましょう。

お店には「Primary Composition(左)」と「Composition Book(右)」が売られています。

キンダー指定のノートはPrimary Composition(左)です。

Primary Compositionノート(左)は、上に絵をかけるようになっていて、字を書くスペースも大きいです。
3.できれば準備してほしいもの(任意)

「任意だけど準備してもらえると助かります」という感じで募集されるものです。
アメリカは寄付の文化があるので、わたしもできるだけ積極的に寄付しています。
- クリップボード(Clip board)
- Cloroxのウエットティッシュ(Clorox wipes)
- ティッシュ
- ペーパータオル
- マーカー、クレヨン、えんぴつ、消しゴム
- ヘッドフォン
- 粘土
- ジップロック
- ベビー用おしり拭き
ジップロックは、制作したものを持って帰って来るときなどによく使われています。
【アメリカのキンダー】サプライリストの商品はどこで買える?

スーパーや雑貨屋さん、またはAmazonで買えます。
スーパーや雑貨屋さんには、6月下旬~9月にかけて学用品コーナーが作られていて、サプライリストの品は見つけやすくなっています。
しかし、タイミングによっては欲しいものが売り切れていたり、同じジャンルの高いものしか残っていないことも…

数店舗まわり、結局Amazonで注文しました…
何を買うか分かっているなら、Amazonで注文するとラクにそろえられますよ。
【アメリカのキンダー】学校に毎日持って行くもの

- リュック(A4より一回り大きいB4サイズのファイルが余裕で入る大きさがおすすめ)
- 3リングのファイル
- 水筒(直飲みタイプ)
- スナック
- お弁当(カフェテリアで食べる場合は不要)
ほとんどの学用品は学校へ置いたままなので、毎日持って行くものはこれだけです。

ハンカチ・ポケットティッシュは必要ありません。
最後に:サプライリストは新学期がはじまるま前にそろえておけばあとがラク
なんだか入学前に準備するものがたくさんあって日本より大変なのかと思った方もいるかもしれません。
しかし、アメリカは基本的に新学期に1年分の学商品を提出すれば、その1年間は追加で学用品を用意させられることはありません。
日本の幼稚園や小学校のように「ゼッケンつきの水着やタオルの準備」や「すべての学用品に記名する」などの面倒なこともなく、日本の労力の1/5くらいラクだと思いますよ。
最後に一つ。サプライリスト内に書いてあるもの以外に、かわいいえんぴつや消しゴムなどを寄付すると、クラスでがんばっている子への景品などに使われます。
また、担任の先生から「クラスで使いたいおもちゃや景品」を指定して募集してくることもあります。
日本では寄付することはほとんどありませんが、アメリカへ行ったらぜひ子ども達の楽しみを増やしてあげるために寄付に参加してみてください(^^