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アメリカ駐在員の子どもが通える4種類の学校とは?入学時期や学年制度まとめ

アメリカに行ったら、子どもの学校どうなるの?入学時期や学年についても詳しく知りたい。

アメリカ駐在生活がはじまると子どもはアメリカの学校へ通うことになるのですが、どんな学校があるのか疑問に思う方も多いと思います。

アメリカで日本人の子どもが通える学校は大きく分けて4種類あり、それぞれ入学時期や学年の制度が異なります。

そこで今回は、2021年から小学生の子ども2人とアメリカで生活している駐在妻のわたしが、「駐在員の子どもが通える4種類の学校の種類や学年制度」を紹介します。

これから子どもと一緒に駐在予定の方はぜひ参考にしてください。

アメリカ赴任者の子どもが通える4種類の学校とは

  1. 現地校
  2. 日本人補習校(補習授業校)
  3. 日本人学校
  4. インターナショナルスクール

アメリカの現地校

現地(アメリカ)の子ども達がおもに通っている学校のことを「現地校」といいます。

日本では、住んでいる学区の小中学校へ通いますよね。アメリカでも同じように自分の学区にある学校へ通うことがほとんどです。

ただし、何か特別な理由がある場合は他の学区の学校へ通うこともできます。アメリカ駐在員の子どもを現地で評判のいい学校に通わせる方法はこちら>>

現地校に通う予定の方は、まずは失敗しない成功マニュアル【駐在ママが教えるアメリカの小学校編入準備】を読んでみてください。

現地校の入学時期と学年制度

入学時期は8~9月です。(州によって異なる)

アメリカの学年制度は「5・3・4(小・中・高)」または「6・2・4」となっています。(州によって異なる)

日本の学年制度は「6・3・3」です。

アメリカでは小学校〜高校までが義務教育となっているため、高校受験はありません。

アメリカの学校制度
5・3・4の場合
  • 小学校(Elementary school) …5年
  • 中学校(Middle school)    …3年
  • 高 校(High school)     …4年
6・2・4の場合
  • 小学校(Elementary school) …6年
  • 中学校(Middle school)    …2年
  • 高 校(High school)     …4年
年齢アメリカの学年アメリカの学校
(ケンタッキー州の場合)
日本の学年
5-6kindergarten(キンダーガーテン)義務教育の州と任意の州がある年長さん
6-71st grade(ファーストグレード)Elementary school(小学校)小学1年生
7-82nd grade(セカンドグレード)Elementary school(小学校)小学2年生
8-93rd grade(サードグレード)Elementary school(小学校)小学3年生
9-104th grade(フォースグレード)Elementary school(小学校)小学4年生
10-115th grade(フィフスグレード)Elementary school(小学校)小学5年生
11-126th grade(シックスグレード)Middle school(中学校)小学6年生
12-137th grade(セブンスグレード)Middle school(中学校)中学1年生
13-148th grade(エイスグレード)Middle school(中学校)中学2年生
14-159th grade=Freshman(フレッシュマン)High school(高校)中学3年生
15-1610th grade=Sophomore(ソファモア)High school(高校)高校1年生
16-1711th grade=Junior(ジュニア)High school(高校)高校2年生
17-1812th grade=Senior(シニア)High school(高校)高校3年生

キンダーは小学0年生扱いで、小学校の中にクラスがあります。

現地校の学年のくくり(州ごと)
  1. カリフォルニア州 9月2日〜翌年の9月1日
  2. ハワイ州 8月1日〜翌年の7月31日
  3. ニューヨーク州 12月2日〜翌年の12月1日
  4. ワシントン州 9月1日〜翌年の8月31日
  5. テキサス州 8月31日〜翌年の9月1日
  6. イリノイ州 9月2日〜翌年の9月1日
  7. ケンタッキー州 8月2日〜翌年8月1日

ケンタッキー州の場合、4月2日~8月1日生まれの子は日本より学年が1つ上になります。

アメリカでは州によって学校の制度が異なります。「外務省の諸外国、地域の学校情報」の州情報などで最新情報を確認してください。

時間割

アメリカの小学校は、キンダーガーテンから5th dradeまで学校で過ごす時間は同じです。

学校にもよりますが、わたしの子ども達の通っている小学校は7時45分~14時半までが授業時間となっています。

日本の小学校のように授業の合間に10分休憩などはないので、アメリカの小学校でトイレに行く方法も確認しておくことをおすすめします。

現地校は学力に合わせて学年の上げ下げが可能

アメリカでは、英語力や学力に不安がある場合は、8月(または9月)からの本来の学年を1つ下げて通うこともできます。

また、通っているだけで学年が上がる日本と違い、アメリカでは必要な単位がとれていないともう一度その学年を繰り返すこともあります。

逆に能力が今の学年を上回っている場合は上の学年に上がれたり、ある教科だけ上の学年のクラスで学ぶこともありますよ。

【授業写真あり】学年別アメリカの小学校の英語レベル 日本との違い>>

基本的に公立の学費やスクールバスは無料です。

アメリカ現地校に通う前は、英語を話す練習をしておきましょう。アメリカ駐在前の子どもの英会話にはリップルキッズパークがおすすめです。

学校給食

現地校では、学校給食は日本のように絶対に毎日食べないといけないものではありません。

食べたいときはお金を払えば予約なしで食べられ、お弁当を持参してもOKです。

【2024年】アメリカの学校給食|日本との違いやメニューを管理栄養士が解説>>

服装

アメリカ人ってどんな服を着て学校に通っているんだろうと思いますよね。

わたしの子ども達はアメリカの小学校初日に日本のように帽子をかぶって登校したら先生に注意されてとても驚きました。

日本とは服装の決まりも違ったんですよね……。

アメリカの小学生の服装を大公開!イベントや卒業式の親の服装とは?(写真あり)

その他現地校に関すること

当サイトでは、アメリカの小学校のあれこれをたくさん紹介しているのでよかったら読んでみてください。

日本人補習校(補習授業校)

平日は現地校に通っている子が、週末や平日の放課後に日本の教科書を使って勉強する学校です。

日本人補習校は義務ではないため、通うのは任意で卒業資格はありません。

国際結婚した方のお子さんや、永住している日本人のお子さん達も通っています。

日本人補習校の入学時期と時間割

入学時期は4月で、4月2日〜翌年4月1日生まれの生徒が同じ学年になります。(日本と同じ)

日本の学校で1週間かけて勉強することを1日で学びます。

現地校の教室を借りて授業を行うところが多く、国語や算数がメインです。

ケンタッキー州にある日本人補習校では理科の授業はありません。(理科の教科書はもらえます)

【アメリカの日本人補習校】入学に必要書類とは?時間割と年間スケジュール>>

また、日本人補習校の入学手続きには「予防接種証明書」が必要となる場合があります。

現地校のために準備したもののコピーで大丈夫だと思いますが、通う予定の学校のホームページで確認してみてください。アメリカの学校入学に必要な子どもの予防接種内容はこちらで紹介しています。

日本人補習校の持ち物

持ち物は日本の学校ほど細かい指定はなく、だいたい同じようなものが揃えば大丈夫です。

【アメリカの日本人補習校】小学1~6年生の持ち物準備リストはこちら>>

【アメリカの日本人補習校】幼稚部(年長さん)持ち物準備リストはこちら>>

小学生と中学生は、海外子女が無償でもらえる日本の教科書を使って勉強します。

出国前なら日本で手続きをして教科書を手に入れてから出国してください。

詳しくは海外子女も日本の教科書を無償でもらえる?出版社と相性のよいタブレット学習3社も紹介という記事をご覧ください。

日本人補習校の学費は12万円/年ほどです。

日本人学校

日本の小中学校と同じ勉強ができ、「平日の毎日6時間程度の授業」を行う全日制の学校です。

日本の義務教育は小中学校なので、日本人学校に高校生のクラスはありません。

入学時期は4月で、4月2日〜翌年4月1日生まれの生徒が同じ学年になります。(日本と同じ)

中学・高校受験を控えている子や、1~2年の駐在予定というような方は検討することがあるようです。

ただし、文部科学省が認定している日本人学校はアメリカには4校しかないため、通えるのは限られた地域の子どもだけになります。

「日本人学校に行かせたい」と思っても近くにない場合がほとんど。

  • シカゴ
  • ニュージャージー
  • ニューヨーク
  • グアム

日本人学校について詳しく知りたい方はこちら>>

学校によって学費は様々ですが、150~250万円/年 ほどかかります。

インターナショナルスクール

その国(アメリカ)の教育でないシステムで学ぶ学校です。

学年の区切りは学校によって様々です。

9月が学年の始まりの学校であれば9月1日〜翌年8月生まれの子が同じ学年になります。

中国系、フランス系など様々なインターナショナルスクールがありますが、アメリカには日本人向けのところは少なく通っている子は少ないです。

学費は高額で、200万円以上/年 かかるところもあります。

アメリカ赴任者の子どもの多くが通う学校の組み合わせ

アメリカに住んでいる約6割近い日本人の子どもは「現地校+日本人補習校」の組み合わせで通っています。

  • 平日(月〜金)は現地校
  • 土曜日は日本人補習校(日曜日または平日の放課後の場合もある)

休みは日曜日のみしかありません。

公立の現地校の学費は無料なので、日本人補習校のみ費用がかかります。

しかしアメリカ赴任者の場合、学費は会社が負担してくれることがほとんどなので実質無料で通えます。(現地校の給食費、ドリルや文房具は実費支払いあり)

まとめ:日本人向けの学校は入学時期や学年は日本と同じ

今回は、アメリカで日本人の子どもが通う学校を大きく4つにわけて紹介しました。

  1. 現地校
  2. 日本人学校
  3. 日本人補習校(補習授業校)
  4. インターナショナルスクール

現地校の入学時期は8~9月で、学年のくくりは州によってことなります。

日本人学校と日本人補習校の入学時期は4月で、学年のくくりは日本と同じ。

日本人向けの学校は入学時期や学年は日本と同じ時期と思っていてOKです。

現地の小学校・日本人補習校については、サイト内の別の記事にまとめているのでよかったら参考にしてみてください。

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