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アメリカの小学校入学に必要な予防接種のすべて│日本で受けたワクチンは有効?

アメリカの学校入学に必要な予防接種の内容

アメリカの学校に通うための予防接種内容を知りたい。日本で全部受けられないの?コロナワクチンは打たないといけない?

アメリカの小学校(現地校・日本人補習校・日本人学校など)の入学手続きには、「予防接種証明書」の提出が必要です。

アメリカの学校へ通うなら、通う予定の学校がある「州」で決められている基準の予防接種を打つ必要があります。

アメリカと日本では子どもが打つ予防接種の種類や回数、時期がけっこう異なるのでしっかり確認しておきましょう。

今回は、ケンタッキー州の2023年度の入学必要書類に記載されてる予防接種の内容を紹介します。

州によって内容が異なる場合もあるので、お子さんの学校のHPから学区(School district)を確認し、学区のHPから予防接種の内容を確認してみてください。

なるべく日本でワクチンを接種してから渡米したい、注意点を知っておきたいという人はぜひこちらの記事を参考にしてください。

アメリカの小学校に入学する前に必要な予防接種の内容

アメリカの小学校入学に必要な予防接種の内容はこちらです。

ワクチンの種類アメリカの
接種回数
アメリカの基準日本の標準的な接種内容
1.ジフテリア、破傷風
百日せき (DTaP)
4回
または5回
最後の1回は4歳以降定期(4種混合に含まれる)
2歳前に4回接種
2.ポリオ3~4回最後の1回は4歳以降定期(4種混合に含まれる)
2歳前に4回接種
3.麻しん、風しん2回日本と同じ定期
生後12ヶ月以降に2回接種
4.おたふくかぜ2回生後12ヶ月以降
少なくとも1ヶ月は間隔をあける
任意
5.A型肝炎2回6ヶ月間隔任意
6.B型肝炎3回3回目は生後24週以降2016年10月1日より定期
1歳未満に3回接種
7.水痘(水ぼうそう)2回1歳~6歳の間に2回接種2014年10月1日より定期
1歳の間に2回接種
8.髄膜炎菌ワクチン
※11歳以上のみ
2回11~12歳(6th grade)に1回目
16歳に2回目を接種
任意
9.ジフテリア、破傷風
百日せき (TDaP)
※11~12歳のみ
1回11~12歳(6th grade)に1回なし

この中で、とくに注意したい4種類の接種履歴はこちら↓

  • 4種混合
  • A型肝炎
  • おたふく
  • B型肝炎

1つずつ解説します。

1. ジフテリア、破傷風、百日せき (DTaP)

日本では「3種混合」に相当し、定期接種となっている「4種混合」にも含まれています。

「4種混合」は2歳までに4回接種していることが多いです。

アメリカでは最後の1回は4歳以降となっているため、4歳以上の子は追加でもう1回接種する必要があります。

2. ポリオ

上の1と同じく「4種混合」に含まれます。

アメリカでは最後の1回は4歳以降となっているため、4歳以上の子は追加でもう1回接種する必要があります。

これを知らなかったので、アメリカの小児科で接種させられました。

3. 麻しん、風しん

日本で2回接種している場合は、問題ありません。

4. おたふくかぜ

日本では任意接種ですが、アメリカでは2回接種が必要です。

受けていない子は、少なくとも1ヶ月は間隔を空けて2回接種します。

5. A型肝炎

日本では任意接種で、ほぼ全員受けていないと思います。

アメリカでは2回接種が必要です。(6ヶ月間隔で接種)

アメリカの学校へ入学するときは、A型肝炎を最低でも1回は接種している状態でないといけません。

日本でA型肝炎を接種できる病院は限られていて、小児科で取り扱っているところはほとんどないようです。

海外渡航科のある病院や、一部の病院でのみ接種できます。

A型肝炎ワクチンの種類
  • 国産のワクチン(1回目の接種から2~4週間後に2回目、そして6ヶ月後に3回目の合計3回接種)
  • アメリカ製のワクチン(HAVRIX®など)(1回目の接種をしたら6ヶ月後にもう一度の合計2回接種)
  • アメリカ製のA型・B型肝炎混合ワクチン

アメリカで2本目を接種するスケジュールなら、日本で接種する1回目のワクチンの種類を相談するといいかもしれません。

6. B型肝炎

日本は2016年10月1日から定期接種になっていて、0歳の間に3回接種します。

2016年3月31日以前に生まれた子は受けていない可能性があります。

B型肝炎を接種するときは、0、4~8週、24週以降の間隔で3回接種します。

2014年生まれの息子はB型肝炎を接種していませんでした。

海外渡航科の先生に「1回目から3週間後に2回目を受けられる」と言われそうしたのですが、アメリカでは2回目は4週間以上空けないといけませんでした。

「日本で3週間しかあけずに接種したものはアメリカでは無効」と言われ、接種しなおしました……

B型肝炎は1回目と2回目の接種を4週間以上あけてください。

7. 水痘(水ぼうそう)

日本は2014年10月1日から定期接種になっていて、1歳の間に2回接種します。

2歳以上で渡米する子は問題ありません。

8. 髄膜炎菌※11歳以上のみ

日本では任意です。

アメリカでは11~12歳(6th grade)に1回目、16歳に2回目の合計2回接種します。

9. ジフテリア、破傷風、百日せき (TDaP)※11~12歳のみ

アメリカでは11~12歳以上の子は百日せき(TDaP)を1回接種する必要があります。

日本では百日せき(TDaP)は接種しませんが、同じ年齢で百日せき(DT)を接種します。

日本でDTを接種している場合でもTDaPを接種しなくてはなりません。

アメリカでの子どもに対するインフルエンザやコロナワクチン

インフルエンザワクチンは推奨

インフルエンザワクチンは義務ではなく推奨です。(任意)

学校にインフルエンザワクチン接種証明書の提出は不要です。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)では、公立と私立に通うキンダーから高校生までの子どもにインフルエンザワクチンを推奨しています。

インフルエンザワクチンは日本では自費ですが、アメリカでは保険の種類によってはカバーされて無料で接種できる場合もあります。(大人も同様)

9月以降になるとその辺の薬局やスーパー、コストコなどでも接種できますが、8歳未満は小児科のみです。

9歳の息子と大人はスーパーで接種しましたが、7歳の息子は断られたので小児科へ連れて行きました(2023年10月情報)

日本とアメリカのインフルエンザワクチンの年齢や接種回数の違い

過去にインフルエンザワクチンを打ったことのある子は、アメリカでは1年に1回の接種ですみますよ。

日本の年齢と接種回数
  • 6ヶ月~12歳 2回/1シーズン
  • 13歳~    1回/1シーズン
アメリカの年齢と接種回数
  • 6ヶ月~8歳 2回/1シーズン(ただし過去に2回以上接種したことあれば1回
  • 9歳~    1回/1シーズン

コロナワクチンは推奨

コロナワクチンについても、義務ではなく推奨です。(任意)

わたしの息子たちはコロナワクチンを接種していませんが、アメリカでは「え?受けてないの?」という雰囲気は全くありません。

コロナとインフルエンザワクチンの接種をどうするかは、ご家庭の判断で良いかと思います。

【予防接種証明書】日本で作成しておくと学校の入学手続きがスムーズになる

「予防接種証明書」は、今まで受けてきた予防接種の内容を英訳したものです。※日本の病院(有料:5,000円前後)で作成してもらえます。

わたしは「海外渡航科」のある病院で作成してもらいました。

予防接種証明書は州ごとに決まったフォームがあります。

わたしが日本で作成してきたものを学校へ出したときは、スクールナースが州のフォームに書きうつして提出してくれました。(ケンタッキーの予防接種証明書の用紙はこちら

学校手続き前に現地の小児科へ行けるのであれば、日本で作成した予防接種証明書を提示すると州のフォームで作成してもらうことができます。

日本のみ定期接種となっているもの(アメリカでは義務でない)

  • 日本脳炎
  • BCG(結核ワクチン)

日本脳炎は、接種していることによる問題は特にありません。

BCG(結核ワクチン)を接種している日本の子ども達は、結核検査が必要となる場合があります。

結核検査は渡米後に必要であれば受ける

日本で結核検査を受けてくる必要はありません。

アメリカでは入学前の健康診断で「結核検査」があり、日本人は結核の予防接種を受けているため、検査で「陽性」と出てしまい結核感染者と疑われることがあります。

しかし最近は、日本の予防接種事情を考慮して日本から来た子どもは検査が免除となっている地域もあります。

また、アメリカで受けた検査結果でないと受けつけないということもあります。

わたしの息子達の通っている小学校では、日本人の子どもに結核検査は求められていません。

ただし自分から学校に「結核検査は必要ですか?」と聞いたら、じゃあ提出してくださいと言われたという人もいます。

学校から言われたときに検査をしに行く、というのがいいと思いますよ。

注意点:日本で予防接種を受けるときは病院任せにしない

わたしが日本で行った2つの病院の先生は、アメリカの予防接種について詳しくありませんでした。

そのため、アメリカへ行ってから接種し直したものがありました。(4種混合・A型肝炎・B型肝炎)

日本の病院の先生が「これでいい」と思っても、アメリカの基準で接種できなければ意味がありません。

母子手帳とアメリカ疾病管理予防センター(CDC)の予防接種スケジュールをよく見比べながら、病院の先生と相談するようにしてください。

予防接種が渡米までに間に合わないときは

今まで接種してきたもので「予防接種証明書」を作成してもらい渡米しましょう。

ケンタッキー州では、A型肝炎と髄膜炎菌ワクチン(11歳以上のみ)の1回目を受けていて、予防接種証明書があれば学校へ入学する手続きができます。

わたしが現地校手続きをしたときは日本で作成した「予防接種証明書」があることで入学手続きがスムーズになり、2日後から通うことができました。

接種し足りないものは学校へ通い始めてから通知が来ます。

まとめ

  • 4種混合・A型肝炎・おたふく・B型肝炎の接種履歴は要チェック
  • 結核検査はアメリカへ行ったあとに必要であれば受ける
  • 予防接種証明書(英訳)は日本で作成しておいて困ることはない
  • 日本の病院の先生に任せっきりにしない
  • インフルエンザとコロナワクチンの接種は任意(2024年1月現在)

くれぐれもアメリカ基準での接種が必要ということを覚えておいてください。

それではまた!

【アメリカ在住小学生の日本語学習】

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