
アメリカ渡米予定の人「アメリカの洗濯洗剤や柔軟剤、日本と違うの?」
アメリカの洗濯洗剤や柔軟剤は日本より少し香りきつそうだけど、そう変わらないだろう、と思っていませんか?
わたしもアメリカへ来るまでそう思っていました。そして何も知らずに洗剤を使っていたときは毎回こう思っていました。
『洗濯したのになんかくさい…』
じつは、アメリカの洗剤の種類は日本と比べて複雑で、洗濯機に水の温度設定があることを知らないと、上手に洗濯できません。
今回は、知っておいて絶対に損しない「アメリカの洗濯洗剤や柔軟剤の特徴」をまとめました。
- アメリカの洗濯洗剤の特徴や種類
- おすすめの洗剤・柔軟剤
この記事を読むと、アメリカでも上手に洗濯できるようになりますよ。
この記事にはアメリカのAmazonリンクが貼ってあります。
【アメリカの洗濯洗剤】日本との違い
じつは、アメリカでは温水洗濯が一般的です。

アメリカの水はミネラルが豊富な硬水の地域が多く、高温でないと汚れが落ちにくいのです。
(※洗濯機で水の温度を設定できます。詳しくはこちら)
アメリカの洗濯洗剤は、水の温度について書いてないものは温水仕様と思った方がよさそうです。
水でOKなものには、わざわざその表記がされています。
わたしはそのことを知らずに冷たい水で洗濯していた頃は、洗濯物の臭いがとても微妙でした。
オキシクリーン入り洗剤も、基本温水使用です。

そういえば、日本でも人気のオキシクリーンは「40〜60℃のお湯に溶かしたら汚れ落ちよくなる」って聞いたことあった〜!
でも日本人は温水で洗濯する習慣がないですし、できれば温水で洗濯したくないと思う方も多いですよね。
じつは、水でOKな洗剤もあるんです。
それでは、アメリカの洗濯洗剤の種類や、水で使える洗剤のえらび方などを紹介します。
アメリカの洗濯洗剤は大きくわけて3種類
1.液体洗剤

「洗剤だけ」のものと「洗剤+柔軟剤」のものがあります。上の写真はすべて柔軟剤入りです。
洗濯物の量によって、カップで計量して洗濯機に直接いれます。わたしは、だんだん面倒になってきて、主婦の勘でそのまま入れてます。
- 価格が安い
- 冷たい水でも使える洗剤が多い
- 水で洗いたい
- 色あせや縮みを防ぎたい
- 電気代や洗剤のコストを安くしたい

できれば常温の水で洗濯したいんだけど…
という方は、冷たい水でもOKな洗剤を選びましょう。
冷たい水でも使える洗剤の見分け方

ボトルの裏表示や商品サイトをみて、下の表のような表記があるか確認します。
- 「 Cleans in cold water 」
- 「 All water temperature 」
- 「 Any water temperature 」
商品自体に書いてないものは、温水専用の可能性大です。
- Tide(タイド)
- Gain(ゲイン)
- Arm & hammer(アーム&ハンマー)
- All free clear(オールフリークリア)
2.粉末洗剤
- 汚れ落ちがいい
- 溶けにくいものもある
この商品は「水でも1週間前のしみを落とせる」と、かなり強気で書かれてます。
ただし、わたしは見た中では水OKのものは「 Tide (タイド)」しか見つけられませんでした。
正直ふつうの汚れなら、液体洗剤でも十分落ちますよ。
現場作業してたり、服がひどく汚れるとか、白物を真っ白にしたいって人向けですね。
- 洗濯物の汚れがひどい
- 子どもがどろんこ遊びに夢中
- タオルや白物の洗濯物を真っ白にしたい
3.ポッド洗剤

日本でも似たようなのありますよね。洗濯機にポンといれれるやつ。

洗濯物の量によって1回で1〜3個使います。
- 液体洗剤や粉末洗剤より少し高め
- 入れるの簡単
- 洗剤・しみぬき・色あせ防ぐ・柔軟剤入りなど、これ1つで万能
「 Tide(タイド)」のオキシクリーン入りのものは、冷たい水で使える説明がありません。

水で洗濯したらポッド洗剤がこのまま洗濯物から出てきたの!
だからWarmにして洗ってるよ。
ポッド洗剤を使うときはなるべく洗濯機の下の方に入れるといいですよ。
- 洗剤「ポン」ですませたい
- 旅行に持って行きたい
洗濯洗剤の香りは?
アメリカの洗剤は日本のものに比べると香りがしっかりめのものが多いです。
花の香り、ラベンダーやバニラ、トロピカルなものなど、おしゃれな香りつきの洗剤がたくさんあります。

香り好きの人は、選ぶの楽しいはず〜
わたしは日本では、柔軟剤の「レノアハピネス」を愛用していて、すこし香るものが好きなのでアメリカの物も気に入ってます。
香りが苦手なら「フレグランスフリー」と書いてある洗剤をえらぶといいですよ。
アメリカのおすすめ洗濯洗剤

アメリカの洗剤といえば「 Tide(タイド)」
さっきからよく出てきてるので、気づいてる方も多いと思いますが、アメリカの洗剤といえば「 Tyde(タイド)」が人気です。
洗剤だけのもの、ダウニー入り、オキシクリーン入りなど、種類がたくさんあるので好みで選べます。
どこのお店でも買えるので、迷ったらまずはこれがおすすめです。
香りなし・敏感肌用の洗剤
フレグランスフリーで、低刺激の洗剤なので敏感肌の方に人気があります。
おしゃれ着洗い洗剤
色落ちが気になる服、ニットやレースなどの洗濯に最適な洗剤です。
人気のベビー用洗剤
・Dreft stage1
・Dreft stage2
食べ物の汚れも落とせるベビー用洗剤です。
ひどい汚れには

これはさすがにいつもの洗濯じゃ落ちないよね...
そんなときにこれあると便利です。
シュッとしてしばらく置いたら、あとはいつも通り洗濯するだけ。
お湯に溶かす必要ないし、色柄ものにも使えてキレイに落ちます。

これで靴を洗ってもキレイになります。
アメリカの柔軟剤の種類
柔軟剤には、液体とシートタイプがあります。
液体の場合は、洗濯機の柔軟剤入れに1回分を入れて洗濯をします。
シートタイプは、洗濯物を乾燥機にかけるときに一緒に入れて回します。乾燥機を使いたくないという方は液体の方がいいですね。
柔軟剤入りの洗剤を使うなら、わざわざ別で買わなくてもいいですよ。
わたしは渡米したての頃、柔軟剤入り洗剤に柔軟剤を入れて洗濯していたのですが、柔軟剤をやめても、正直違いが分からなかったです。
アメリカのおすすめ柔軟剤
・液体タイプ(香りあり)
日本人におなじみのダウニーです。わたしも大好きな香りです。アメリカで自分の好きな香り探しももちろん楽しいですが、まずはこれがおすすめです。
・液体タイプ(香りなし)
さきほど紹介した香りなし洗剤とセットで使える柔軟剤です。
香りなしでフワフワにできる柔軟剤があるのはうれしいですよね。
・シートタイプ
シートタイプの柔軟剤は、乾燥機に洗濯物と一緒に入れて使います。
「bounce」はやさしい香りでシワもとれやすく、静電気を防いでくれる人気の柔軟剤です。
ダウニーの香り好きの方にはこちらもおすすめ。
冬場に乾燥機を使うとバチっとするのが気になる方は、シートタイプの柔軟剤を使ってみてください。
アメリカの洗濯洗剤のまとめ
- 洗剤は基本的に温水使用と思っていた方がいい
- 水で洗濯したいなら、オキシクリーン無しのもの+裏表示チェック
- 汚れ落ち微妙だったら、水の温度あげてみる
- 香り苦手なかたはフレグランスフリー
- 洗剤えらびに迷ったらとりあえず Tide(タイド)
それから、日本の洗濯洗剤はうまく溶けずに「つまらせてしまうことがある & 汚れ落ち微妙」なので、アメリカでは使わない方がいいですよ。
以上です。洗剤選びの参考になっていたらうれしいです。
【アメリカ生活に役立つ情報をチェック】