アメリカではハロウィンが終わると「サンクスギビングデー」という感謝祭イベントがやってます。
サンクスギビングデーは「11月の第4木曜日」と決まっていて、9月頃から飾り物がお店に並んでいます。
サンクスギビングデーってどんな日?
どんなものを飾ればいい?
今回は、サンクスギビングデーについてアメリカ人女性3人に教えてもらった内容を紹介したいと思います。
アメリカのサンクスギビングデーは家族や食べ物に感謝する日
サンクスギビングデーは、おもに家族や親戚で集まり、お互いに感謝しながら夕食にご馳走を食べて過ごす日です。
2023年は11月23日(第4木曜日)がサンクスギビングデーとなっています。
サンクスギビングデーと翌日は祝日となっていて、土日を合わせると4連休。
小学校は、前日の水曜日から日曜日まで5連休です。
遠く離れた親戚に会いに行く人も多く、日本のお正月のような感じです。
テレビでフットボールの試合を見ながら過ごすことも多いみたい。
はじまりは1621年
1620年、イングランドから約100人のピルグラムと呼ばれる人々がアメリカのマサチューセッツ州へやってきました。しかし、ピルグラムの半数は冬のあいだに餓死してしまいます。
翌年の1621年、ネイティブアメリカン(インディアン)は、ピルグラムに狩りの仕方や食物の育て方を教えました。その年の秋、豊作に恵まれたピルグラムが、ネイティブアメリカンを招いて豊作のお祝いの宴会を開いたのです。
これが「ご馳走を食べながら人や食べ物に感謝する」サンクスギビングデーという祝日のはじまりです。
食事
サンクスギビングデーは、クリスマス並みの豪華な食事を用意します。とくに七面鳥の丸焼きは欠かせません。七面鳥の周りはフルーツや野菜でカラフルに盛り付けます。
- 七面鳥
- マッシュポテト
- パンプキンパイ
- ピーカンパイ
- クランベリーソース
- ブルーベリーソース
- フルーツサラダ
- コーン
- インゲン豆
- りんご
ピーカンパイは、ピーカンナッツをたっぷり使ったパイです。(右奥はクランベリーソース)↓
飾りつけ
多くの家の玄関前には、オレンジのパンプキンが飾ってあります。
パンプキンはハロウィンだけでなく、サンクスギビングデーまで飾れるものだったんです。
サンクスギビングデーの食卓にはキャンドルを飾ります。昔はネイティブアメリカンの家に電気はなく、キャンドルを使っていたためだそう。
- キャンドル
- パンプキン(ハロウィンのときのもの)
- フルーツや野菜のリース
- どんぐりや紅葉の葉
- カカシ
- 七面鳥の置き物
アメリカ人の家の玄関ドアには、季節ごとにさまざまなリースが飾られてます。
これからアメリカで生活をはじめるなら、季節に合わせたリースをいくつか揃えておくのも楽しいですよ。
サンクスギビングデーは定休日のお店が多い
サンクスギビングデーはお店が定休日、または午前中だけやっている、というところがあります。
サンクスギビングデーに必要な食材などは、前日までに買っておくのがベストです。
サンクスギビングデーの翌日はブラックフライデー
サンクスギビングデーの翌日金曜日(2023年は11月24日)はブラックフライデーで、お店ではビッグセールが開催され、朝6時から開店するお店もたくさんあります。
アメリカ人は、ブラックフライデーからクリスマスプレゼントの買い物をはじめるそう。
11月に入ると早くから「ホリデーセール」「ブラックフライデーセール」をはじめているお店もあり、ネットでもセールは開催されるので、人ごみが苦手な方はネットショッピングを楽しむのもいいですよ。
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