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【2025年最新】アメリカで人気な子供の習い事10選│駐在家庭の壁や費用も徹底解説

アメリカの習い事ランキング(男女別)を紹介。スポーツやSTEM教育などが子供たちに人気がある

アメリカに来たばかりの駐在家庭の皆さん、「子どもに習い事をさせたいけど、アメリカの習い事システムが分からない…」と戸惑っていませんか?

「何歳からスタートさせるのが正解?」「費用が高そうで怖い」「親が英語で説明を聞けないけど大丈夫?」といった疑問、私もかつて同じように頭を抱えていました。

この記事では、駐在ママの私が、現地で人気のある習い事ランキングはもちろん、駐在家庭が直面するリアルな壁(高額な費用や送迎問題など)をどう乗り越えるかまで徹底解説します。

記事の後半では、送迎や英語でのやり取りなど、駐在家庭が直面しがちな「現地での壁」と、その解決策となるオンラインの習い事についてもご紹介します。

不安なくお子さんに合った習い事をスタートさせたい親御さんは、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を読むとわかること
  • 日本とアメリカの習い事に対する考え方の違い
  • アメリカの習い事ランキング(男女別)
  • シーズン制や費用、お金がかかる習い事
  • 駐在家庭が「挫折しそうになる壁」と乗り越え方

アメリカで人気な子供の習い事ランキングTOP10(男女別)

【2025年最新】アメリカで人気の習い事10選!駐在家庭の壁や費用も徹底解説

まずは、駐在家庭のお子さん達に最も人気があり、アフタースクールの時間に活発に行われている習い事をランキング形式でご紹介します。

順位男の子に人気の種目女の子に人気の種目
1位バスケットボールスイミング、体操 (Gymnastics)
2位サッカー、野球バレーボール、ダンス (Ballet/Jazz)
3位アメリカンフットボール (フラッグ含む)チアリーディング、フィギュアスケート
4位スイミング、武道 (空手、テコンドー)ピアノ、外国語 (スペイン語など)
5位ロボティクス、プログラミング (STEM)アート (絵画・デジタルアート)
6位ゴルフ、テニステニス、ゴルフ
7位ギター、ドラム演劇、ミュージカル
8位チェス、ディベート料理、手芸
9位ラクロス、アイスホッケーサッカー、バスケットボール
10位ボランティア活動、リーダーシップボランティア活動、リーダーシップ
【出典元】 このランキングは、アメリカの親子向け情報メディア「Parents」や、調査機関「Project Play (Aspen Institute)」のデータに基づき、駐在家庭のトレンドを加味して作成しています。

男女ともに身体を動かすスポーツ系が上位を占める傾向にあります。

スポーツとSTEM教育は、大学進学を視野に入れる上で重要といわれています。

日本とはここが違う!アメリカの習い事の基礎知識

日本とはここが違う!アメリカの習い事の基礎知識
  • 日本とアメリカの教育や習い事の文化の違い
  • アメリカの習い事は何歳から始めるべき?

日本とアメリカの教育や習い事の文化の違い

日本の習い事は「長く続けて、しっかりと技術を身につけること」を重視し、継続的な努力が前提となる傾向が強いですよね。

でもアメリカは少し違います。

アメリカでは、習い事はあくまで「子どもの興味の幅を広げ、可能性を広げること」に焦点が当たっています。

そのため、親の「これをやってほしい」という希望よりも、子ども自身の「これがやりたい!」という気持ちが最優先されるのが一般的です。

アメリカの習い事は何歳から始めるべき?

アメリカの習い事は何歳から始めるべき?(アメリカ駐在員向け)

アメリカでは「何歳から習い事を始めるべき」という明確な決まりはありません。

水泳やリトミックなど、親子で一緒に参加するクラスであれば、早い家庭では2〜3歳の幼児期からスタートしています。

低年齢のうちは、「プロを目指す」というよりは、遊びの延長として様々な分野を「経験させてあげること」が重視されています。

小学校高学年になると、それまでの経験から本当に夢中になれることを見つけ、本格的なチームや専門レッスンへとステップアップしていく流れが主流です。

アメリカはシーズン制が主流!費用の相場

アメリカの習い事はシーズン制が主流!費用の相場

1. シーズン制と日本の月謝制との違い

日本の習い事は毎月定額を払う「月謝制」が基本ですが、アメリカの習い事は「シーズン制」で費用が設定されるのが大きな特徴です。

たとえば、「3ヶ月間のコースで一括払い」といった形式が多く、入会金はほとんどかかりません。

項目日本の習い事アメリカの習い事
料金形態月謝制(毎月支払い)シーズン制(例: 3ヶ月間のコースで一括払い)
入会金・教材費必要となる場合が多いほとんど必要ない
継続性長く続けることを重視シーズン終了ごとに継続・変更が可能

シーズンが終わるごとに、「続けるか、やめるか」を柔軟に選べるのが最大のメリット。

お子さんに合わないと感じても、気楽に次の習い事に挑戦させてあげられますよ。

2. お金が掛かる習い事

アメリカの習い事はシーズン制が主流!お金が掛かる習い事とは?
習い事の費用相場(月あたり換算)
項目日本の習い事(月謝の相場)アメリカの習い事(月あたり換算の相場)
学習塾・個別指導1〜2.5万円150〜500ドル(約2.3万〜7.5万円)
スポーツ・音楽(レクリエーション)6,000〜10,000円75〜150ドル(約1.1〜2.3万円)
スポーツ(トラベルチーム)300〜600ドル(約4.5〜9万円)
アート・プログラミング7,000〜12,000円80〜200ドル(約12,000〜30,000円)

一般的にスポーツや音楽の「レクリエーションクラス」は比較的リーズナブルですが、費用が高額になりやすいのが、大学進学を視野に入れた「トラベルチーム (Travel Team)」や「クラブチーム (Club Team)」です。

高額になるのは、チーム登録料や専門コーチの指導料に加え、州外への遠征費(移動・宿泊)、ユニフォーム代などが積み重なるため。

年間で数千ドル(数十万円)を超えることもザラにあります。

上位チームに入るにはトライアウト(入団テスト)が必須となり、お子さんの実力と親の熱意、そして金銭的な投資が求められる習い事だといえます。

アメリカの家庭が子ども一人あたりにかける年間スポーツ費用は、平均で約1,500ドル(約23万円)。とくに所得の高い家庭では、その額が2,300ドル(約35万円)を超えるとの調査結果もあります。(Investopedia – Financial Burden of Youth Sports 参照)

支払い方法は、クレジットカードまたはデビットカードによるオンライン決済が主流で、一部のスクールでは銀行口座からの自動引き落としも利用されています。

アメリカ駐在家庭が直面する習い事の3つの大きな壁

現地での習い事はメリットが大きい一方で、駐在家庭や英語に自信がない親にとっては、大きな負担(壁)がついて回ります。

私も最初は本当に苦労しました。

壁①:送迎と親のボランティア義務

車社会のアメリカでは、習い事の送迎はすべて親の責任です。

さらに、スポーツの試合や発表会では、親がチーム運営に協力するのが当たり前の文化があります。

  • カープール(乗り合い):他の子を乗せて試合会場まで送迎する義務が生じることがあります。
  • 指導者のヘルプ:チーム運営のサポート、試合の審判補助、練習の補助など、親のボランティア活動への参加が半ば義務化されています。

壁②: 平日は夜間まで!夜遅い活動時間と時間調整の負担

本格的なスポーツやチーム活動の場合、平日の夕方から夜21時頃まで活動しているケースも珍しくありません。

親御さん一人が週に何度も、兄弟も連れて長時間の送迎と待ち時間をこなすのは、想像以上に負担が大きく、継続を諦める大きな原因になります。

壁③: すべての情報が英語!コミュニケーションの壁

レッスンやコーチとのやり取りだけでなく、クラスの規約やスケジュール変更、トライアウトの情報、そして親同士の連絡網まですべて英語で行われます。

とくに重要なトライアウトや専門的な説明の際に、親が習い事の目的やルールを正確に理解できないと、子どもをサポートしきれず悔しい思いをすることになりかねません。

現地での壁に悩む駐在家庭の皆様へ

「送迎やボランティアの負担を減らしたい」「日本語で質の高いレッスンを受けさせたい」と考えているなら、オンラインの習い事は最適です。

日本のオンラインサービスなら、これらの壁はすべてゼロになりますよ。

何歳からでも始められるアメリカの習い事

何歳からでも始められるアメリカの習い事│話題のSTEM教育とアメリカのアフタースクール

1. 話題のSTEM教育とアフタースクール

アメリカの習い事で近年最も熱いのが、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合したSTEM教育です。

プログラミングやロボティクスは、将来のキャリア形成を見据え、アフタースクールの専門スクールで人気となっています。

アフタースクールとは?

アメリカにおける放課後の活動プログラムの総称。日本の学童保育と習い事の機能を合わせたもので、おもに学校や地域の施設(YMCAなど)が提供します。共働き家庭のサポートを目的としており、習い事の多くはこのアフタースクールの時間帯に提供されます。

何歳から始めるかというと、遊びの延長としてレゴを使ったロボティクスが小学校低学年から、本格的なプログラミング(Scratchなど)は小学校中学年(8〜10歳)からが一般的です。

2. KUMONと外国語(英語以外の言語)

学習関連では、日本の公文式学習法である「KUMON」が、基礎学力の補完として駐在家庭以外にも広く支持されています。

「毎日少しずつ」という日本の学習習慣が、自由なアメリカ文化の中でも評価されています。

また、多言語社会であるアメリカでは、スペイン語、中国語などの外国語学習も人気です。

とくに英語ネイティブの子どもにとって、第二外国語は大学進学時に有利に働きます。

3. 音楽・アート:独創的な感性を磨くアフタースクール活動

ピアノやバイオリンなどの音楽系は、何歳からでも始められ、練習を通じて集中力や忍耐力を養うことができます。

アート系は、評価や競争がなく、子どもが自己表現に没頭できる貴重なアフタースクールの時間となります。

最近ではデジタルアートのクラスも人気です。

短期集中型の習い事:サマーキャンプも人気

短期集中型の習い事としてサマーキャンプも人気!アメリカ

アメリカの夏休みはとても長く(一般的に6~8月)、この期間を充実させるために習い事の要素を取り入れたサマーキャンプが非常に人気です。

宿泊を伴うものでなく、朝に預けて夕方に迎えに行くデイキャンプ形式が主流なので、日本人の子ども達も利用しやすいですよ。

サマーキャンプの魅力は、短期間で一つの分野に深く集中できることです。

内容は、プロ選手が指導するバスケットボールや、大学の施設で行われるプログラミング、アートや演劇に特化したキャンプなど、子どもが興味を持てる選択肢が豊富にあります。

サマーキャンプのメリット
  • 短期間(5日~2週間)なので子どもが合わないと感じても負担が少ない
  • 多様な分野を次々と経験できるため本当に好きなものを見つけやすい
  • 長期休暇を活用して充実した経験を積める

サマーキャンプの申し込みは、早いところは2月や3月から開始します。

人気のものは2時間ほどで枠が埋まってしまうこともあるので、予約開始日をチェックしておきましょう。

まとめ:挑戦を「楽しむこと」が評価されるアメリカで習い事を始めよう!

アメリカの習い事は、子ども自身が主役となり、たくさんの経験を通じて自分の可能性を広げていくための大切な時間です。

駐在家庭にとっては送迎や言葉の壁など多くの課題が伴いますが、この記事で紹介したランキングや費用、そして壁を乗り越える方法を参考に、ぜひお子さんにぴったりの選択をしてあげてくださいね。

応援しています!

【補足】海外での大人の習い事情報

駐在家庭の親御さん向けに、地域のリクリエーションセンターや教会では、大人向けの英語クラス、ヨガ、テニス、料理教室などが格安で提供されていることが多いです。コミュニティ参加の第一歩としておすすめです。

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