- チャレンジタッチでどんな勉強ができるか知りたい
- 海外で使うデメリットを前もって知りたい
- 海外で使っている人に直接教えて欲しい
日本に住んでいたら一度は耳にしたことのある「チャレンジタッチ」。
「どんな教材なんだろう」「できれば海外に持っていって日本の勉強をさせたい」と思っていませんか?
わたしもアメリカへ引っ越す前、人気のチャレンジタッチをアメリカに持って行きたいと強く思っていました。
だから「海外では使えない」と聞いて一度解約したのに諦めきれなくて再契約し、よくわからないままアメリカへ持って行き、結局2年以上使っています。
海外でも使えますよ。
チャレンジタッチは親の負担はめちゃくちゃ少ないのに子どもが勝手に勉強してくれるという親子でハッピーな教材。
でも正直、海外で使うとデメリットもあるんですよ。
海外で使うとどんなデメリットがあるのかを、あらかじめ知ってから持って行きたかったなーと思います。
そこで今回は、チャレンジタッチをアメリカで2年利用しているわたしが、チャレンジタッチの詳細や海外で使うデメリット・メリットをありのままにすべて口コミします。
「デメリットを知って納得してから海外で使いたい」と思っているなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
チャレンジタッチは進研ゼミが提供しているタブレット教材
チャレンジタッチは、進研ゼミが提供している“国・数・英・理・社・プログラミングを日本の小学校の学習スピードで学べるタブレット教材”です。
「動画授業」+「ドリル」+「ゲーム」が一つになっているタブレット教材です。
タブレット教材の中では断トツ「かわいい&楽しい」見た目で、子どもがゲーム感覚で楽しく勉強できます。
チャレンジタッチは3年連続で「小学生の子どもが好きな通信教育の顧客満足度NO.1」を受賞している、子ども達に大人気の教材ですよ。
見た目がゲームっぽいから、子どもが「楽しそう」という気持ちで抵抗なく取り組めます。
チャレンジタッチの概要
メインはタブレットでの学習ですが、副教材のドリルや実験セットなどの体験型教材も使いながら飽きのこない学習ができます。
ただし、この副教材の受け取りが必要というところが海外在住者にとっての大きな問題点と言えます。(あとで詳しく紹介しますね)
対応教科 | 国語・算数・英語・プログラミング学習 理科・社会(3年生~) |
入会金 | 0円 |
月額(税込) | 小1:3,250円 小2:3,490円 小3:4,460円 小4:4,980円 小5:5,980円 小6:6,370円 |
解約金 | 6ヵ月以上の利用で0円 6ヶ月未満の退会で8,300円 ※6ヵ月未満の退会でも タブレットを返却すれば0円 |
学習方法 | 専用タブレット+ 年3回の教材(ドリルや実験セットなど) |
教科書準拠 | ◎ |
無学年式 | 漢字・計算・英語は無学年 (小1~小6範囲) |
公式HP | 進研ゼミ公式サイト>> |
チャレンジタッチの使い方
チャレンジタッチの主な使い方を、小学3年生用のタブレットを使って紹介します。
基本的な国算理社を学習するときの使い方
まず画面を開くとこちら↓
小学3年生になると、小学1・2年生用の超カラフルな画面より少し落ち着きます。
毎月25日に自動でダウンロードされる教材は、真ん中にある「教室」を選ぶと表示されます。
取り組みたい教科(国算理社英)や単元を選んで学習します。
理解度に合わせて自動で追加のやりなおし問題を作ってくれるので、確実に理解できるまで取り組めますよ。
メインレッスンが終わったら、赤ペン先生に提出する確認テストを受けて提出♪(すべてタブレットで完結)
赤ペン先生の〇つけは本当に丁寧で優しくて、いつも感動するんですよね(^^
学習アプリの使い方(無学年式教材はここ)
次は、好きなときに追加で楽しく学習できるアプリの使い方です。
トップ画面右下にある「学習アプリセンター」を選びます。
漢検対策からゲームのようなアプリまでたくさん入っているので、暇なときにアプリを開くとなにかやれると思いますよ。
チャレンジタッチのアプリはどれも勉強要素のあるアプリなので、ただのゲームをやらせるよりましって感じです(^^
チャレンジタッチを海外で使う5つのデメリットを口コミ
①日本に協力者が必要
チャレンジタッチは、年3回教材の受け取りができる日本の住所の登録ができないなら海外では使えません。
実家や兄弟に受け取りをお願いできる人のみチャレンジタッチを海外で利用できます。
教材はこんな形で届き↓(小3の7月号)
中身はこちら↓
だいたい「ドリル」と「おもちゃのような体験型の教材」ですね。
海外でもこれらの教材を使いたいなら、親に海外まで送ってもらうことになります。
教材をわざわざ海外まで送ってもらわなくてもいいと思っていても、タブレット上で「来月はこれが届くよ」と楽しそうに紹介がされるので子どもは楽しみにしているんですよね。
日本から教材を送ってもらわないと、子どもに「教材まだ来ないの?」と言われる可能性大です。
教材を送ってもらうときは、国によっては関税がかかることもあるので、送料と関税の負担を覚悟しておく必要があります。(わたしはアメリカまで送ってもらって関税をとられたことはありません)
すでに海外に住んでいて専用タブレットや教材の受け取りができないなら、パソコンやタブレットで学習できる「すらら」を検討してみましょう。
②使えない国や地域もある
海外からのインターネット接続を制限している国や地域ではチャレンジタッチは使えません。
チャレンジタッチを使うには、Wi-Fi環境が必要です。
この「インターネット接続制限のある地域が把握できない」ことが理由の一つで、公式サイトでは「海外ではチャレンジタッチは使えない」としています。
もしかしたら使えない可能性があることを理解しておきましょう。
③タブレットの時計は日本時間のまま
チャレンジタッチに表示されている時計は日本時間のまま変更できません。
勉強しているときに「いま何時だろう」と思ってもチャレンジタッチの時計は日本時間なのでちょっと不便。
また毎月の教材は25日に配信されますが、「日本の25日になったら」なので海外の日にちとは異なります。
④タブレットが壊れたら面倒
もし海外でタブレットが壊れたら、日本へ配送して修理してもらったあと実家で受け取ってもらい、親に郵便局のEMS(国際スピード郵便)で送ってもらわなくてはいけません。
※タブレットは日本から送れない国もあります。
海外への荷物は破損や紛失のリスクが高い。知り合いが「日本からのEMSの荷物が紛失した!」と言っていました。
チャレンジタッチの修理費や配送料で5万円ほどかかった人もいます。
時間とお金がかかり面倒なことになるので、タブレットは大事に使いましょう。
⑤変圧器が必要
チャレンジタッチは日本で使うことを前提としているため、電圧は100V。
しかし海外では120V~250Vの国が多いため変圧器を使って充電しないと壊れるリスクが高まります。
変圧器は「日本のAmazon」や「楽天」でかんたんに買えますよ。
ちなみにアメリカは120Vで、変圧器はこちらを使っています↓
変圧器はちょっと高いですが、タブレットが壊れて修理に出すより安いですよー。
もし海外でタブレットが壊れたら、手持ちのパソコンやタブレットですぐに使える「無学年式オンライン教材すらら」を検討してみてください。
チャレンジタッチを海外で使う7つのメリットを口コミ
①現地の塾に通わせるより安い
国によって塾の値段はさまざまですが、海外で「日本の勉強ができる塾」に通わせると高いです。
アメリカにある公文式の塾に通わせようと思ったら、入学金50ドル、週1回1教科あたりの月謝は120~150ドル(15,600円~19,500円)プラス教材費……
アメリカでは1ヶ月2~3教科の塾に通わせる金額で、チャレンジタッチ1年分の支払いができるほどです。
②正しい書き順でひらがなや漢字が書けるようになる
子どもが新しい文字を覚えるとき、形は合っているけど書き順ぜんぜん違うって経験ありませんか。
日本の学校に通っていれば先生が黒板に書く文字を見る機会も多いですが、海外在住で現地の小学校に通っていたら日本の文字に触れることは本当に少ない。
えっ、何その書き順!?
だからといって、親だって忙しいのに子どもが文字を書いているあいだずーーーっと一文字一文字見ているなんてできないですよね。
チャレンジタッチはひらがな~漢字まで正しい書き順で書けるようにその場で細かく指導してくれます。
「書き順がちがうよ♡」「正しい書き順で書いてみよう」って機械が言ってくれるのがもうめちゃくちゃ助かります。
親がガミガミ言わずにすみます☆
③日本の教科書に準じた内容を日本のスピードで学べる
チャレンジタッチは日本の教科書に準じた内容を日本のスピードで学べるので、日本に帰国したときに学校の授業に入っていきやすいです。
6月~7月に日本へ一時帰国して小1と小3の子どもを小学校に通わせましたが、全く問題なくついていけました。
また、チャレンジタッチでは子どもが苦手と思いがちな単元を「子どもが質問に答えながら参加できるリアルタイムのオンラインライブ授業」を配信しています。
動画を見るだけでなく、子どもが積極的に参加しながら授業に海外からも参加できるのはいいですよ。
オンラインライブ授業は時差で参加できないこともありますが、録画されたものをあとから見ることもできます。
また、チャレンジタッチでは年に3回「全国実力診断テスト」が受けられ、いまの学力を定期的に確認できるのも◎
日本の子ども達と同じように勉強についていけているかを海外でも確認できます。
④体験型の教材や紙ドリルが手に入る
これは「家族が海外へ教材を送ってくれる」という人に限ったメリットなんですが……
チャレンジタッチを利用していると、春休みや夏休み前に「体験型の教材」や「ドリル」が送られてきます。
文字だけの勉強でなく、安全な実験などが体験できるのはチャレンジタッチの強みと言えます。
また、国語・算数・理科・社会が1冊になったドリルや漢字ドリルなどが年に5冊ほど届くので、最低限の紙のドリルは手に入ります。
⑤毎月自動で教材がダウンロードされる
チャレンジタッチは毎月25日に翌月1ヶ月分の教材が自動でダウンロードされます。
以下の状況が海外でどんなに貴重なものかお分かりいただけるでしょうか。
- 学校に通っていない子でも理解できる「分かりやすい解説動画つき最新ドリル」が、
- 5教科分すべて、
- 送料無料で、
- 勝手に入ってくる。
もう、「本当にありがとうございます!」って感じ。
チャレンジタッチをアメリカへ持って行くか迷ったけど、持って行って本当に良かったと思います。
⑥日本の子ども達の流行りが分かる
チャレンジタッチは「流行りのアニメ」や「芸人」とコラボして教材や授業動画を作ってくれます。
海外で日本のテレビを全く見ていなくても、なんとなく日本の流行りを知れますよ。
今年日本に一時帰国したときも、流行りの話になんとかついていけたみたい。
チャレンジタッチを海外で使っていたら、日本に一時帰国や本帰国したときに「浦島太郎」状態にならなくてすみます。
⑦日本で人気の本1,000冊が読み放題
子どものタブレット学習で本が読み放題なのはチャレンジタッチだけ。
チャレンジタッチを利用していれば、子ども向けの日本の本1,000冊が無料で読み放題です。
毎月本の入れ替えをしているので最新の本も読め、ニュース動画や知育動画も見れますよ(^^
日本の本は海外では手に入りにくく値段は日本の3倍近くするものも。
海外でも日本の本を読ませたいなら、チャレンジタッチはめちゃくちゃいいですよ。
チャレンジタッチの料金
チャレンジタッチは基本的に入会金0円で月額のみで利用できます。
学年 | 月額(税込) | 年間(税込) |
1年生 | 3,250円 | 39,000円 |
2年生 | 3,490円 | 41,880円 |
3年生 | 4,460円 | 53,520円 |
4年生 | 4,980円 | 59,760円 |
5年生 | 5,980円 | 71,760円 |
6年生 | 6,370円 | 76,440円 |
6ヶ月未満で解約する場合は専用タブレット代として8,300円かかります。※タブレットを返却すれば無料
6ヶ月未満の退会 | 6ヶ月以上利用して退会 |
8,300円 | 0円 |
基本の最低利用期間は2ヵ月ですが、キャンペーン中は1ヵ月でもOKというときもあります。(いまなら1ヵ月でOK)
チャレンジタッチは海外でのデメリットを理解したうえで使おう
この記事を読んでチャレンジタッチの海外でのデメリットを知り、あきらめた方もいると思います。
でもそれはそれで、早めに他社のタブレット学習を検討する次のステップへ進めるのでよかったということにしましょう(^^
逆に、デメリットを理解したうえでそれでも「使える!使いたい!」と思ったなら、海外へ行く前に早めに使ってみてください。
もし「やっぱりチャレンジタッチ微妙かも…」ってなったときに、まだ日本に住んでいれば解約時のタブレットの返却などの手続きがかんたんです。
事実、小3からチャレンジタッチのメインキャラクターがネコに変わり、息子は「ニャーニャーうるさいからスマイルゼミの方がいい」と言っているので……好みはあると思いますよ。
チャレンジタッチはタブレットを返却すれば2ヶ月だけ(いまなら1ヵ月)でも解約金無料なので、気軽にはじめてOKです。(解約時は無理に引き止められないから大丈夫)
迷っているくらいなら海外に持っていく方が絶対に後悔しないので、お子さんが好きかどうかを早めに試してみてはいかがですか。