「アメリカの牛乳はまずいらしい」
渡米前、わたしはネットでそんな記事を見かけていました。
実際にアメリカで牛乳を飲んでみて思った正直な感想は「あっさりしていてコクがない。味が薄い?まずくはない……」
そして1番問題だったのは、牛乳なんて簡単に選べるものだと思っていたことです。
Milkと書いてあるのを選べばいいと思いスーパーへ行くと、あまりに広い牛乳コーナーと種類に驚き、売り場の前でふつうの牛乳がどれか検索しました…
アメリカは〇〇Milkだらけ。違いがわからないと、売り場を目の前に調べることになります。
この記事では、アメリカで買えるおいしい牛乳も紹介します。
アメリカで牛乳選びに困りたくないなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
【アメリカ生活に役立つ情報を発信しています】
【基本編】アメリカの牛乳の種類の見分け方
- 普通牛乳
- 低脂肪牛乳(乳脂肪2%・1%・0%)
- 生クリーム系
普通牛乳
結論からいうと、普通の牛乳が飲みたいなら「Whole milk」と書いてあるものを探してください。
ふつうの牛乳は「Whole milk」
ビタミンDやAが添加されてるのが一般的。
・Whole milk(ホールミルク)・・・ノーマルなふつうの牛乳(乳脂肪3.25%)
オーガニックと書いてあるものは値段が高めです。
オーガニックじゃない牛乳は、半額近くで買えます。
- 1ガロン(3.78L)$3
- ハーフガロン(1.89L)$2
低脂肪牛乳
「2%、1%、Fat free(0%)」と書いてあるものは、低脂肪乳です。
・Reduced fat milk(2%)(リデューストファットミルク)・・・乳脂肪2%
・Lowfat milk (1%) (ローファットミルク) ・・・乳脂肪1%
・Fat free milk(0%)(ファットフリーミルク)・・・無脂肪牛乳 $3.69
生クリーム系
- ハーフ&ハーフ
- ウィッピングクリーム
- ヘビーウィッピングクリーム
・Half&Half (ハーフ&ハーフ)・・・牛乳と生クリームが半分ずつ混ざっている
ハーフ&ハーフはコーヒーに入れて飲むのが定番です。
・Whipping cream(ウィッピングクリーム)・・・乳脂肪30~36%の生クリーム
・Heavy whipping cream(ヘビーウィッピングクリーム)・・・乳脂肪36%以上の生クリーム
ショートケーキ用の生クリームを作りたい場合は「ヘビーウィッピングクリーム」を使いますが、多くの商品はゆるゆるにしか泡立たず、デコレーションには不向きです。
アメリカで日本のおいしいショートケーキが作れる生クリームはこちらの記事で紹介しています。
基本はここまで。次は応用編です。
牛乳にいろんな文字がついています。
【応用編】牛乳の種類プラスこれ
応用① ChocolateやStrawberryと書いてある
牛乳の種類(普通・低脂肪)にプラスして、以下の文字が書いてあります。
- Chocolate・・・チョコレートミルク
- Strawberry・・・ストロベリーミルク
- Butter・・・バターミルク
このような味付きの牛乳はおもに低脂肪乳についていることが多いです。
・低脂肪チョコレートミルク
糖分は入るけど脂肪分を減らしてるからプラスマイナス0で太らない、っていう価値観な気がします。笑
低脂肪のチョコレートミルクやストロベリーミルクは、アメリカの小学校の給食にも出てきますよ。
応用② OMEGA-3と書いてある
・ fairlife/フェアライフ オメガ3入り牛乳
アメリカでは、オメガ3入り牛乳がたくさんあります。
この商品はコップ一杯で100mgのオメガ3がとれます。(他のメーカーは30mg前後のものが多い)
・Simply Nature/シンプリーネイチャー オーガニック/オメガ3入り牛乳
コップ一杯で50mgのオメガ3がとれます。
応用③ LACTOSE FREE(ラクトースフリー)と書いてある
・meijer/マイヤー 100%ラクトースフリー牛乳
ラクトースフリーはラクトース(乳糖)が入ってないってコト。
牛乳飲んでお腹がゴロゴロする人は、ラクトースフリーの牛乳を選ぶといいですよ。
アメリカの「おいしい牛乳」2つはこれ!
1つ目は、少し値段は高いですがfairlife/フェアライフ 牛乳シリーズ。
アメリカに来て初めて「おいしい!」と思った牛乳で、コクと甘みがほどよくあり牧場で飲むノンホモ牛乳みたいです。
2つ目はコストコのWHOLE MILK(3.78L/$3.4)
お手頃価格の牛乳の中では断トツでおいしいです。
牛乳に少し生クリームが混ざっているような味わいで、コクとうま味があります。
濃厚な味わいのおいしい牛乳を飲みたい方はぜひ試してみてください(^^
アメリカの牛乳容器
容器にはどれも「ペットボトルのフタ」がついています。
- 高密度ポリエチレン(HDPE)入りの牛乳が安い
- 開ける前の賞味期限は、日本より長め
アメリカの牛乳のサイズ(ガロンサイズあり)
1ガロンは3.78Lのこと。
日本に比べると多いと感じますが、週に4L以上の牛乳を消費するわが家はあっという間に1本なくなります。
日本では週に4~5本の牛乳を買っていたけど、いまは1本でいいからラクです(^^
大きいサイズの方が割安ですが、少しだけ欲しい人にピッタリのサイズもあります。
慣れるまではよく分からない単位だけど・・・日本の1Lと同じくらい(クオーターガロン)の大きさも売ってるから安心。
アメリカの常温保存牛乳
アメリカのスーパーの常温飲みもの売り場には「常温保存牛乳」がならんでいます。
アメリカの小学校では、お弁当と一緒に持ってくる子もいます。
まとめ:アメリカの普通牛乳は「Whole milk」
アメリカで普通の牛乳が飲みたいなら「Whole milk」を探してくださいね。
いろいろな表示の見方をおぼえたら、選ぶのがとても楽しくなりますよ。
ちなみに、牛乳売り場はスーパーの1番奥にあることがほとんどです。
アメリカで牛乳を選ぶときの参考にしてもらえたらうれしいです。
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