アメリカの小学2年生はどんな勉強をしているの?
アメリカの小学校ではどんな勉強をしているのか、わが子がついていけるのか心配ですよね。
わたしの長男は、2021-2022年度にアメリカの小学校2nd grade(小学2年生)に通っていました。(現在は3rd grade)
アメリカの小学校は、キンダーガーテン(5・6歳)から5th grade(小学5年生)まで同じ教科を学び、1日学校で過ごす時間も全学年共通です。
つまり時間割はどの学年もほぼ同じで、学年で異なるのは勉強の難しさといった感じです。
パソコンは1人1台支給され、毎日の授業で使っていますよ。(全学年)
今回は、アメリカ現地校の公立小学校「2nd grade」がどんな勉強をしているのか、時間割や宿題について詳しく紹介したいと思います。
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アメリカの小学校2nd grade(セカンドグレード)の時間割を解説
授業のあいだに10分休憩時間はありません。トイレに行く方法はべつの記事を確認してください。
7:15 – 7:45 登校&朝食
送りかスクールバスで登校します。
朝食を持参、または学校のカフェテリアで受け取り、教室で食べます。(家で食べてから登校してもOK)
7:50 – 8:40 リーディング(個人)
毎週月曜日に、1週間分の「independent work」というドリルが配られます。
表紙で今日の分を確認し取り組みます。
8:40 – 9:30 リーディング(クラス全体)
基本は「国語の授業の英語版」みたいな感じです。
- 英語で文章を読み、それに対する質問を考える
- 何かの話題について意見を言い合う
日本では、「【あ】のつく言葉は何があるでしょう?」→「あめ!アイス!あんこ!」みたいなことやりますよね。
アメリカでもこんなことやってます。例えば「ou」がつくもの何があるでしょう?→「house、sound、proud、pout、count、our・・・」という感じです。
9:30 – 10:20 専門の先生による授業
- 月曜日 体育
- 火曜日 音楽
- 水曜日 図書室
- 木曜日 美術
- 金曜日 科学
この時間はクラスの先生ではなく、専門の先生の教室まで移動して授業を受けます。
習い事に行ってるかのように、専門的にしっかり教えてくれている印象です。
美術では、木の絵を描くときに枝1本1本の描き方などを教わったり、油絵の具を使ったりすることもあります。
10:20 – 10:35 スナックタイム
教室のスクリーンにアニメなどのビデオが映され、それを見ながらスナックを食べる時間です。
スナックは毎日家から持参します。
10:35 – 11:15 理科&社会
理科では、山の噴火の実験をしていたことがあります。
粘土で山の形を作り、その中にいろんな粉や着色料を入れ、最後に液体を注ぐと赤いマグマが湧き出すようにあふれ出ていました。
子どもたちのテンションマックスです。
その他、ベーキングパウダーやコーンパウダーなどを触り、においをかいで思ったことを記録します。わたしの子どもは「香りや手触りを英語で表現するのが難しい!」と言っていました。
社会では、アメリカのことはもちろん世界全体について幅広く勉強します。
大陸や大海の名前は2ndで覚えます。
11:15 – 11:50 算数(クラス全体)
日本と同じような算数の授業です。
- 2~3桁のひっ算
- 形の名前
- 長さを測る
- 時計
- お金の計算
長さの単位は、日本では使わない「inch(インチ)」も出てきます。
海外でも日本の小学生に人気の習い事「そろばん」を日本語で習いたい方はこちらの記事を参考にしてください。
11:50 – 12:00 英語の筆記(前半)
先生が話す言葉を聞いてそれを文字にしたり、自分でストーリーを考えた本を書いていたこともあります。
学年の後半になると筆記体の練習が始まります。
ABCの順番に1日1文字覚え、学年が終わるころには筆記体で文章が書けるようになります。
いろんな製品のパッケージなども読めるようになります。
12:00 – 12:35 ランチ
カフェテリアでランチです。詳しい内容はべつの記事で紹介しています。
12:35 – 12:50 英語の筆記(後半)
ランチ前の授業の続きです。
12:50 – 13:10 昼休み
雨の日は教室、晴れの日は外で遊びます。
昼休み時間も先生がクラス全体を見るので、バラバラには行動できません。
授業中にまじめにやっていない子は昼休み中に先生のそばで勉強させられたり、立っているだけで遊ばせてもらえないこともあります。
13:10 – 14:10 算数(個人または少人数)
おもに子ども1人で算数問題を解いていきます。
先生が回って来るので、分らないところは教えてもらえます。
パソコンで算数問題を解いていくこともあります。
また、クラスの壁に挑戦状のような10枚の問題プリントが貼ってあり、1人または2人で周りながら問題を解くこともあります。
2ndの算数プリントは文章問題がとても多いです。
14:10 – 14:35 帰りの準備&帰りの会
身の周りを片付け、先生から明日の予定などを聞いたらおしまいです。
迎え、またはスクールバスで帰宅します。
アメリカの小学校2nd grade(セカンドグレード)の宿題
2nd gradeの宿題は本読みです。(先生によっては他にも出るかも)
自分の持っている本でも、学校の図書室や市の図書館で借りる本でもOKです。
毎日の宿題プリントなどはなく「好きな本を読んで感想を5行程度書いて提出してね」というくらいです。
感想文を提出すれば先生からアメがもらえ、提出しなくてもとくに注意されません。
3rd gradeからは、持ち帰ったプリントのやり直しをして提出する宿題が出るようになります。
アメリカの小学校2nd grade(セカンドグレード)に通う前にやっておきたいこと
日本では、英語を英語で理解する習慣をつけておくのがおすすめです。
アメリカの小学校では分からないことがあってもすべて英語で説明されます。
英語が全く分からない日本人の子はアメリカに行ってから不登校になったり、学校でずっと一人で過ごしていたりする子もいます。
でもせっかくなら相手の言っている意味も分かって授業にもなんとなくついていけて、友達と少しでも話せる方が楽しく過ごせますよね。
長男は渡米前に子ども専門オンライン英会話を3年半利用し、フォニックスなど英語の基礎から学んで、最終的には英語だけで25分のフリートークができるほどの英会話力になっていました。
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まとめ:アメリカの小学校では毎日7時間を過ごす
アメリカでは毎日7時間を学校で過ごし、全学年一緒の時間にスクールバスで登下校します。
2nd grade(セカンドグレード)の宿題はまだ少ない時期と言えそうです。
わが家は学校から帰ってきたら日本語の学習時間にあてています(^^
アメリカの小学校に通っていると平日に日本の勉強ができるのは放課後だけなので、いずれ帰国する予定があるなら効率よく日本の勉強ができる方法を考えておくといいですよ。
それではまた!
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