- 日本の教科書を無償で手に入れる方法を知りたい
- 海外在住者が使う教科書の出版社を知りたい
- おすすめのドリルやタブレット学習を教えて欲しい
「海外に住んでいても、日本の教科書がもらえたらいいのに」と思っていませんか。
じつは、義務教育期間である小中学生は海外で生活していても日本の教科書がもらえます。
ただし勝手に送られてくるわけではなく、教科書がもらえるのは申請した人のみ。
残念ながらこの制度を知らずに海外生活を送っていて、自分で教科書代わりのものを購入したり、日本の家族にお願いしてなんとか教科書を手に入れて海外へ送ってもらったりしている人もいるようです。

知らないと損ですよね……
この記事では、日本の教科書を無償でもらう方法、教科書の出版社とそれに対応しているおすすめのドリルやタブレット学習を紹介します。
海外でも日本語学習をさせたいと思っているなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
海外子女が無償でもらえる日本の教科書は世界共通

ちょっとビックリする方もいると思いますが、海外に住んでいる日本人の子どもは学年が同じならみんな同じ出版社の教科書を使います。

アメリカに住んでいる息子達も、カナダやフランスに住んでいる同級生と同じ教科書を持っています。
ただし日本人なら全員無償で教科書がもらえるわけではありません。
教科書無料配布の対象となる条件
日本の教科書が無償でもらえるのは、以下の条件を満たしている子どもです。
- 日本国籍を持っている
- 海外滞在予定は1年以上(永住のお子さんは対象外)
- 日本の義務教育期間(小中学生)であること
つまり日本の国籍を持っている小中学生で、いつか日本へ帰国すると分かっている駐在員の子どもなどは教科書が無償でもらえます。
これから海外に永住するという人は、残念ながら日本の教科書を無償で受け取ることはできません。
申請方法とタイミング
無償でもらえる教科書は出国前や海外滞在中に申請できます。
| 問い合わせ先 | 費用 | |
| 出国前 | 海外子女教育振興財団 | ・教科書は無償 ・送料2,000円(1家族) |
| 海外在住者 | お住まいの国の ・日本大使館 ・(総)領事館 | ・教科書は無償 ・送料・手数料等は 申請者負担 |

教科書は無償ですが、送料2,000円(1家族/お子さん複数名でも一律)かかります。
出国前の方の手続き方法
出国前なら海外子女教育振興財団を通して手続きをすると教科書がもらえます。
- いま通っている小学校に「教科書給与証明書」を作成してもらう
- 「海外子女教育振興財団」に問い合わせる
- 足りない教科書を注文する
まず、いま通っている日本の小学校に「教科書給与証明書」を作成してもらい、つぎに「海外子女教育振興財団」に問い合わせて、“海外子女がもらえる教科書の種類・出版社表”を家に送ってもらいます。
現在使っている教科書でそのまま使えるものもありますが、別の出版社の教科書が必要な場合は以下の3つの書類を郵送すると家まで送ってもらえます。
- 教科書給与証明書(現在通っている学校に発行してもらう)
- 教科書給与申請書
- 確認表
出国2ヵ月前に手続きをはじめましょう。
詳しい手続き方法は海外子女教育振興財団のサイトをご覧ください。

現在年長さんのお子さんは、12月中旬以降に出国する場合は日本で教科をもらえますよ。
海外滞在中の方の手続き方法
すでに海外に住んでいるなら、近くの大使館や領事館へ問い合わせると教科書を送ってもらえます。
こちらも余裕を見て2ヵ月前には問い合わせましょう。
手続きはそれぞれの施設で担当してくれる方の指示に従ってください。
日本人補習校へ通う場合は、次に使う教科書からは補習校で配布されるので、今後は親が手続きをしなくても教科書が受け取れます。
海外子女が使う教科書対応のおすすめドリル
教科書に準拠していなくても内容の良いドリルはたくさんありますが、どうせなら教科書に沿ったドリルを用意したいですよね。
アメリカの日本人補習校でも採用されている、教科書に完全対応しているおすすめのドリルはこちらの教科書ワークシリーズ。

教科書の内容を一通り理解してから教科書ワークに取り組むと、内容をしっかり定着させられます。

カラフルで明るい雰囲気なので、白黒のまじめっぽいドリルだとやる気が出ないという子にもピッタリですよ。
他の国のことはわかりませんが、アメリカで日本のドリルを手に入れようとしたら定価の3~5倍の値段はするので、日本で多めに買って行っても後悔しないと思いますよ。
小学生~中学生まで、全教科の教科書ワークが用意されているので、お子さんの学年のものをぜひチェックしてください。
お子さんの学習レベルに応じてマンツーマンの指導が可能なオンライン家庭教師の併用もおすすめです。
【アメリカ駐在ママ厳選】海外子女向けオンライン家庭教師おすすめ4選!2026年版>>
海外子女の教科書準拠の学びができる日本のタブレット学習3社
海外子女が使う教科書に準拠しているタブレット学習を紹介します。
結論を先に言うと、小中学生の教科書にすべて準拠しているのは「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」、小3~中3の算数・理科・社会のみ準拠してるのは「Z会小学生タブレットコース」です。
スマイルゼミの小・中コース

スマイルゼミは専用タブレットに書き込んで学習するタブレット学習で、小中学生が海外で使う日本の教科書全教科に対応しています。

教科書の出版社を選んで設定できます。
すべてタブレット内で完結するので、日本で専用タブレットさえ受け取れたら海外へ行っても教材の受け取りなどのわずらわしいことがありません。
標準コースの勉強で物足りないときは、海外からでもスマホでかんたんに発展コース(標準の1.5倍の学習量)に切り替えることもできますよ。
スマイルゼミは日本の授業の進度やレベルを知ることができるので、帰国後も安心です。
スマイルゼミのタブレットは持ち運びに便利で、長距離旅行に持って行って移動中のすき間時間に勉強させています。
子どもたちが自分のペースで学習できるので、親も手間がかかりません。
【進研ゼミ】チャレンジタッチ・中学講座

進研ゼミが提供している「チャレンジタッチ(小学生)」や「中学講座ハイブリッドコース」は、専用タブレット+紙のドリル+体験型教材を使って学習します。

進研ゼミの公式サイトには「チャレンジタッチは海外では受講できない」と書いてありますが、アメリカで2年以上利用しています。
ただし海外で利用するには、年3回ほど届く教材を日本で受け取ってくれる人が必要です。
進研ゼミ中学講座ハイブリッドコースはまだ海外で使ったことがないため、詳細はご自身で調べていただき、ご自身の判断で使うかどうかを決めていただければと思います。
ゲーム感覚で楽しい雰囲気なので、子どもが毎日自分からタブレットを開いて取り組んでくれて親としては楽です。
年に2回ある全国実力診断テストで子どものいまの学力が分かる。海外でも受けられるので、日本の勉強についていけているか確認できるのがいいです。
教材をダウンロードしておけばWi-Fiのない場所でも使えるので移動中などにも使えて便利。
努力賞ポイントの景品は海外発送してもらえないので、一時帰国するまで貯めている。
Z会タブレットコース(小3~中3)

「Z会タブレットコース」はタブレット+紙教材で学ぶ学習スタイルです。
小学3~6年生コースと中学1~3年生コースの算数・理科・社会が、海外の子どもが使う教科書に対応しています。
公式サイトでZ会専用タブレット(29,960円)を買うこともできますが、専用タブレットは海外では使えないので、海外から受講したいならiPadなど手持ちのタブレットを使いましょう。

「Z会」の国語と英語は、教科書+αの学びができる難易度の高いオリジナル教材を使います。
Z会はタブレットコースの中でも難易度の高い応用問題が多いので、帰国後の受験を考えている子に最適ですよ。
他社のタブレット学習では学べない良質な応用問題に気軽にチャレンジできる。
漢字の基礎学習には力を入れていないので別で学習する必要があるが、基礎を理解していてもう少し難しい問題を解きたいと思っている子には最適。
入会金や解約金がなく試しに1ヵ月だけという使い方ができるのがよい。
【郵送物の受け取りゼロ】無学年式オンラインAI学習教材にも注目!

海外で使う日本の教科書にピッタリとは準拠していないけれど、日本の学習指導要領に準拠している「すらら」というオンラインAI教材があります。
「すらら」は小1~高3の勉強し放題で、日本の塾講師がマンツーマンで学習計画を立ててくれるサポート付き。
パソコンやタブレットがあれば海外からでもすぐに受講でき、利用者数43万人&継続率89.1%で、海外の日本人学校でも採用されている人気の教材です。

他社のタブレット学習はなにかしら郵送物の受け取りが必要ですが、「すらら」はオンラインで完結します。
「なにも準備せずに海外へ来てしまった……」という方は、ぜひ「すらら」を使ってみてください。
本来の学年を気になくてもいまの子どものレベルにさかのぼって学べる。海外生活をはじめて日本の学習スピードについていけていない子でも無理なく学習できる。
5年分の学習を1年で取り戻せた!
問題集やテスト問題を無料でダウンロードして使えるので、ドリルを追加で買うコストがかからず助かっています。
すららコーチが学習計画を立ててくれる。帰国後の受験の相談もできる。
まずは無料の資料請求をして最新のキャンペーンや情報を手に入れてください。
まとめ:海外でも教科書に沿った学習をして将来の可能性を広げよう!
日本以外に住んでいる世界中の日本人の子がみんな同じ教科書を使っていることを知り、一体感というか仲間のような感覚になったのは私だけでしょうか(^^
ぜひ海外でも日本の教科書を無償で手に入れて、日本語の学習を続けさせてあげてください。
海外生活というすばらしい経験をしている子ども達が日本の勉強もできれば、将来の可能性を大きく広げてあげられることでしょう。
海外でも日本の勉強をさせてあげたいと思っている同じ子育て中のあなたの役に立つ内容になっていたらうれしいです。














