これから子どもと一緒にアメリカ駐在予定。日本から何を持って行けばいい?
アメリカへ引っ越すことになったとき、いままで気軽に手に入っていたものが買えなくなると思うと不安になりますよね。
気に入っているもの、これから使うと分かっているものは持って行くといいんですが、もしそこまで準備する時間がないとしても大丈夫。
基本的にアメリカではお金を出せば日本人の欲しいものはだいたい買えます。
アメリカのAmazonである程度日本のものは買えるし(高いけど)、日本のAmazonに注文して送ってもらうこともできます。(送料は高いけど)
でも「日本の物は安くて品質がめちゃくちゃいい」というのはアメリカに住んでいる99%の日本人が実感している事実。
今年日本へ一時帰国したときに、いろいろ買ってきました。やっぱり日本の商品はハズレが少ないです。
今回は、アメリカ生活3年目で2人の子ども(8&10歳)を持つわたしが、日本からアメリカに持って行きたいものを紹介します。
子連れアメリカ駐在妻が日本から持って行くと便利なものリスト
今回は、大きく3つに分けて紹介します。
- 食品(キャリーケースに入る分)
- 子ども用品(船便・航空便)
- 生活用品(船便・航空便)
引っ越し荷物は「船便」または「航空便」で送ることになりますが、食品だけは引っ越し荷物で送ることができません。
食品は自分が渡米するとき一緒に持って行ける分(おもにキャリーケースの預け荷物)になります。
食品以外は以下の二つに分けて送ります。
- 渡米後早めに必要なものは「航空便」
- 2~3ヶ月後に届いても生きていけるものは「船便」
※すぐに使うものはキャリーケースに入れてもOK
日本からアメリカへ持って行く「食品」
アメリカの日本食スーパーで買える食品は、各ジャンルともに日本で安く手に入るものが高く売られている感じです。
もしアメリカで同じものが売っていたとしても、値段は3~10倍するので正直なにを持って行っても後悔はしません。
とくに以下のものは買って行くといいですよ。
- 少し高いけどおいしいもの
- 気に入ってるメーカーのもの
詳しくはアメリカ赴任者が日本から持っていく食品は?失敗しないための注意点 の記事で紹介しています。
「子ども用品」
- 日本の通信教育タブレット学習教材
- 本・ドリル
- 日本人補習校で使うノートや筆記用具
- 使いなれている薬
- おりがみ
- 服・靴
- オムツ
日本の通信教育タブレット学習教材
なにを差し置いても日本の通信教育タブレット学習は本当に持って行ってよかったです。
わたしはアメリカ3年目で、渡米してからずっと息子達は現地校から帰ってきたらタブレット学習をする習慣をつけているのですが、小3の息子が2023年10月に受けた日本のテストでは全教科90点以上のA判定でした。
タブレット学習では動画で日本の授業を受けながら問題を解いていけるので、アメリカに住んでも日本の勉強についていきたいと思っているなら絶対におすすめです。
もしまだ日本に住んでいるなら、専用タブレットさえ持っておけば教材の受け取りゼロで海外でも使えるスマイルゼミが一番おすすめです。スマイルゼミを海外で受講する前に知りたい3つの注意点はこちら>>
海外在住小学生におすすめの通信教育タブレット学習4社はこちらの記事で紹介しているので、いくつか比較したいならチェックしてみてください。
また、海外に住んでも子どもにそろばんを習わせたい方は日本でそろばんを買って行くといいですよ。海外利用におすすめのオンラインそろばん教室3社はこちらの記事で紹介しています。
本・ドリル
アメリカでは日本の本やドリルは高級品で、手に入るものは3倍以上の値がついています。
駐在期間中に必要そうなものは買っておきましょう。
- 国語辞書
- 漢字辞典
- 子どもの興味のある分野の本
- ドリル
日本人補習校には図書室があり、一般の人にも本の貸し出しをしていますが新しい本はほとんどありません。
わが家は日本のAmazon Kindle(月額980円:30日無料体験あり)に登録してタブレットやパソコンで日本の本を読んでいます。(200万冊以上が読み放題)
日本人補習校で使うノートや筆記用具
日本人補習校では、日本の教科書を使って勉強をします。
ノートや筆箱は日本で買うのがおすすめです。
アメリカの日本人補習校、小学生の持ち物についてはこちらの記事をご覧ください。
使いなれている薬
子どもは急に熱を出したり、ケガをしたりしますよね。
アメリカでも薬は買えるけど、渡米してすぐはどの薬がいいのか分からないので日本で使いなれている薬を持って行くと安心です。
おりがみ
おりがみ、千代紙はアメリカでは高いです。
服・靴
アメリカにはTシャツ生地のロンティーは種類が少ないです。(首のつまったスポーツ用生地のものはよく売っている)
そして日本に一時帰国したら絶対に買おうと思っているものは「冬のパジャマ」です。(ユニクロで買ってきました)
アメリカのパジャマは薄手のものかフード付きかバスローブ型で、冬に着るふつうの温かいパジャマがあまり売っていません。
アメリカの子供服売り場にあるパジャマの多くは首元がすぐヨレヨレになるし、乾燥機にかけても一気に縮むし質が良くないですよ。
またアメリカでは肌着を着る習慣がないので必要なら日本から多めに送りましょう。
オムツ
アメリカのオムツは、サイズが大きくなってもテープタイプが主流です。
パンパースならパンツタイプもあるし肌触りいいですが、他の安いオムツを買ったらガッサガサでした。
日本のオムツの方が安くて品質がいいです。
「生活用品」
- 変圧器
- 高機能の炊飯器&レンジ炊飯
- 室内物干し
- トイレの便座カバー
- タオルケット
- 輪ゴム
- 箱ティッシュや生理用品
- キッチン用品
- 日本の美容家電や化粧品
- 体温計
変圧器
日本の電圧は100V、アメリカでは110~120Vとなっています。日本の家電をアメリカで使うときに変圧器はマストです。
✔ 消費電力の大きい家電用
ドライヤーとヘアアイロンなどは海外仕様のものを買うと変圧器は必要ありません。
✔ 消費電力の小さい電化製品用
基本的に、スマホの充電やプリンターなどは変圧器不要です。(100V~240Vと記載してあるものはそのまま使えます。)
高機能の炊飯器&レンジ炊飯器
アメリカで買える炊飯器はシンプルな機能のものが多いので、日本で高機能の炊飯器を持って行ってよかったです。>>アメリカのAmazonで炊飯器を見る
そして「レンジ炊飯器」はアメリカで旅行するときにホテルでご飯が炊けるので持っているといいですよ~。
アメリカ駐在中は「せっかくアメリカにいるのだから」と旅行をするはずなので(^^
うちの子どもはホテルの食事よりおにぎりの方が喜びます。旅行中に食べる白ご飯、ほんと最高♪
日本に一時帰国したときに買ってきたこのレンジ炊飯器、めっちゃいいです↓
- 洗うのかんたん
- 計量カップつき
- 吹きこぼれない
2合まで炊けて吹きこぼれません。
2合ならレンジ600w18~19分でふっくらご飯が炊けます♪
室内物干し
アメリカでは洗濯物を外に干せないので、室内物干しは必須です。
洗濯に関することはべつの記事にまとめているので、合わせて確認してみてください。
トイレの便座カバー
アメリカのトイレは、ウォシュレット標準装備ではありません。
冬のトイレ冷たすぎて無理っ!
便座カバーをアメリカのAmazonで買ったらすぐボロボロに…。
つい先日、日本から日本製を取り寄せました。
戸建ての場合、家の中のトイレは3つあることが多いですよ。
タオルケット
アメリカでタオルケットを売ってるところ、見たことないです。
輪ゴム
アメリカで輪ゴム買おうとしたら$20以上も…
箱ティッシュ・生理用品
日本のティッシュは肌触りがよくて質の高さは間違いないうえ、値段はアメリカの1/6ほどです。
船便で大量に送るといいですよ。
アメリカの生理用品の値段は、日本の3倍高いって感じです。
キッチン用品
- 計量カップ・大さじ小さじ
- 食器(茶碗・お椀・魚皿・どんぶり・お箸)
- 冷蔵庫の仕切り用かご
- ラップ
- 弁当用グッズ
✔ 計量カップ・大さじ小さじ
アメリカと日本では、計量カップの量がちがいます。
アメリカでも日本のレシピで料理するなら、日本の計量カップや大さじ・小さじを持って行きましょう。
✔ 食器(茶碗・お椀・魚皿・どんぶり・お箸)
アメリカのAmazonでお箸を買ったら、高くて重かったです。
使いなれたものを買って行くのがおすすめ。
✔ 冷蔵庫の仕切り用かご
アメリカの冷蔵庫は大きいので、仕切りに使えるかごがあると便利です。
アメリカで探すとムダに高いんですよね~。
✔ ラップ
アメリカにもラップは売っていますが、めちゃくちゃ切れにくくてマジで使いにくい…
日本に一時帰国する人に頼んで買ってきてもらう駐在妻もいるくらいなので、まとめ買いして送るといいですよ。
ラップは日本でまとめ買いしてアメリカへ送っても絶対に後悔しない。
✔ 弁当用グッズ
お子さんやご主人がお弁当なら、かわいいカップやピックなどは日本から持って行きましょう。
日本のドライヤーやヘアカラー剤
アメリカで美容室にちょこちょこ行くのはハードルが高いので、髪がしっとりサラサラになるドライヤーやヘアカラー剤は日本で買って行くといいですよ。
ナノイードライヤーは海外対応のものがあり、変圧器なしで使えますよ。
アメリカにもヘアカラー剤は売っていますが、白髪染めは日本食スーパーにちょろっとしか売っていなくて高いです。
わたしが一時帰国で買ってきた「ロレアルパリのオイルカラー」は1箱2千円で市販品にしては高いんですが、美容室で染めたと思われるほど発色がキレイで色落ちしにくいのでおすすめです。※チョロット白髪までOK
市販の高くて質のいいものを買って行く方が美容室に行くよりだいぶ安いですよ♪
体温計
アメリカは日本と温度の単位が異なるので、日本の体温計の方が使いやすいです。
アメリカ駐在に日本から持って行かなくてもよかったもの
- 綿棒
- 洗剤(洗濯・そうじ用)
- 石けん
- 電子レンジ
- ジップロック
- タッパー
- 色画用紙
- トイレットペーパー
- 電波時計(←日本で買った壁掛けの電波時計は使えませんでした)
- クリスマスやハロウィンの飾りやコスチューム
わが家は全部屋の天井にファンがついているので扇風機もいりませんでした。
アメリカでは防犯上窓は開けずにエアコンつけっぱなしです。
まとめ:子どもの勉強道具の準備はマスト、それ以外はほどほどに
子どもを持つ母親としては、日本語の勉強に使うタブレットやドリル、本は日本から持って行って本当によかったと思います。
生活に必要なものは日本で買う方が間違いなく安くて高品質ですが、インテリア雑貨はアメリカの方がオシャレなものがたくさん売っています。
アメリカでの買い物も楽しめる程度に、ほどほどに準備したらいいですよ。