日本で人気のマインクラフトはアメリカの小学生にも大人気で、学校では毎日のように使っています。
ぼくは2021年からアメリカの小学校に通っている8歳(日本の小学2年生&アメリカでは3rd grade)で、コマンドやタイピングが大好きです。
マインクラフト歴1年半ですが、アメリカの小学校ではみんなに「マインクラフトのプロ」呼ばれていて、タイピングの速さは学年1位です。
マインクラフトをやってよかったことはたくさんあります。
- 英語をラクに覚えられるようになった
- タイピングが速くなった
- 覚える能力がついた
- 楽しくコマンドやプログラミングを勉強できている
マインクラフトは考える力がつくし遊びながら英語を覚えられて、アメリカの小学校の授業でも役にたっています。
今回は、ぼくが通っているアメリカの小学校でのマインクラフトについて、そしてこれからマインクラフトをはじめようとしている友達におすすめの遊び方を紹介したいと思います。
アメリカの小学校の授業でのマインクラフト
マインクラフトの種類
マインクラフトはスイッチのゲームだと思っている子も多いみたいですが、ぼくが知っているだけでも10種類のマインクラフトがあり、それぞれできることが少しずつ違います。
ぼくはおもにパソコンのMinecraft Education Edition、Java版、スイッチの3つを使っています。
アメリカの小学校では「Minecraft Education Edition」というアプリを使います。
小学校で1人1台支給されているパソコンに、Google Play Storeから「Minecraft Education Edition」をインストールし、学校で発行されている自分用のメールアドレスとパスワードを入力してログインして使っています。
マインクラフトをやりはじめる学年
ぼくの通っているアメリカの小学校では、2nd grade(小学2年生:7・8歳)からマインクラフトをはじめます。
マインクラフトの授業での使い方
ぼくの小学校では、ライブラリーという図書室での授業で年2回と、毎日の休み時間にマインクラフトを使っています。(2nd&3rd gradeの場合)
ライブラリーでマインクラフトをするときは、ライブラリーの先生が言うミッションをクリアしていきます。
たとえばこんなミッションがあります。
- 好きな能力を決めて、その能力がみんなにわかるような建築物を建てる。
- 自分のことがわかるような家を作る。
人と違ったすごいものを作るために、たくさんのコマンドを入力します。
ミッションが速くできたり、すごいものを作れたりしたら、Treasure Box(トレジャーボックス)というおもちゃやえんぴつが入っている箱から好きなものがもらえます。
休み時間には、ぼくのクラスだけのマインクラフトの世界に入り、好きなものを建築したり、コマンドを使って友達を驚かせたりしながら遊んでいます。
コマンドを使えた方が友達と盛り上がるし、遊びながら英語をたくさん覚えられます。
ぼくはマインクラフトで「Chest」という単語を覚えて、授業中に先生から「Chestって何?」と聞かれたときに答えられたことがありました。
誰が教えてくれる?
ぼくの通っているアメリカの小学校では、先生達がコマンドを教えてくれることはありません。
自分で調べるか友達に教えてもらいながら覚えていきます。
ぼくは自分で調べてコマンドをまとめたノートを作り、パソコンで実際にコマンドを入力しながら覚えました。
小学校で先生や友達に聞かれたときは、みんなにコマンドを教えてあげることもあります。
これからマインクラフトをはじめる子におすすめの遊び方
- スイッチかパソコンで遊ぶ
- コマンドを調べて使う
- プログラミングを使って遊ぶ
スイッチかパソコンで遊ぶ
まず、マインクラフトがどんなものか知るためにスイッチやパソコンで遊んでみてください。
ダイヤモンドを見つけに行ったり、ワナを作って友達を落としたり、自分の好きな家を作ることもできます。
スイッチのソフト(日本のAmazon)↓
アメリカのAmazonのJava版↓
設定を変えれば日本語にも英語にも変更できるので、日本でもアメリカでもどこで買っても同じように使えます。
ぼくはアメリカの小学校のパソコンの「Minecraft Education Edition」、家のパソコンの「Java版」、スイッチすべて日本語設定にしていて、コマンドは英語で入力しています。
最初、操作になれるまでは映像で酔ってしまうことがあるので注意してください。
なれると大丈夫になります。
コマンドを調べて使う(無料のコマンドサイト)
つぎは、コマンドです。
マインクラフトではゲームモードや時間、天気の変更、キャラクターやアイテムを出すときに使える英語のコマンドがあります。
たとえば、ひつじを自分のところに移動させたいときは、こんなコマンドを入力します。↓
/tp @e [type=sheep] @s
自分の世界にいる友達全員の持ち物に、ダイヤモンドを64個ずつ追加してあげたいときのコマンド↓
/give @a diamond 64
自分が100万秒透明になるコマンド↓
/effect @s invisibility 1000000 255 true
何でも(岩盤●コマンドブロック●バリアブロック以外)一撃で壊せるコマンド↓
/effect @s haste 1000000 255 true
コマンドを入力して遊びたいときは、パソコン版のJava版を使うといいです。
コマンド入力はスイッチでもできますが、入力するのに時間がかかるし、2人以上でやっているときはコマンド入力時に全員が動けなくなるのでおすすめしません。
Java版の方がアメリカの小学校で使っているMinecraft Education Editionよりコマンド数が多いので、よりたくさんのコマンドを覚えられます。
ここで、ぼくがコマンドを覚えた無料サイト「ディッグマインクラフト」を紹介します。
今回は “雨を降らせるコマンド” をディッグマインクラフトで確認してみます。
- ディッグマインクラフトのサイトにとぶ
- 「How to Set Weather to Rain」をクリック
- YouTubeまたは画面下でコマンドを確認
1. ディッグマインクラフトのサイトにとぶ
2. 「How to Set Weather to Rain」をクリック
3. YouTubeまたは画面下でコマンドを確認
YouTube動画(英語)でコマンドの紹介をしているのは全部ではないので、あればラッキーです。
コマンドを確認したらコピーして、マインクラフトのチャット欄に貼りつけます。
YouTube下にあるSupported Platformsと書いてあるところは、どのマイクラの種類で使えるかが書いてあります↓
Java版では使えるコマンドでもEducation Editionでは使えないことがあるので、ぼくはSupported Platformsで確認しながら使うようにしています。
プログラミングを使って遊ぶ
コマンドの入力では1つの動きを操作しておしまいですが、プログラミングでは普通のマインクラフトではできない ”くり返し使える仕組み” を作ることができます。
たとえば、
- 1秒に1つずつ爆弾を落とす
- 5秒ごとに足場が消えていく
- 10秒ごとに動物を自分のところに移動させる
マインクラフトのコマンドを覚えてもマインクラフトでしか使えませんが、プログラミングを覚えると他のゲームでも応用できます。
マインクラフトのプログラミング操作を覚えるには、デジタネ(14日間無料体験できる)を使うのがおすすめです。
デジタネは「デジタルの種」って意味なんだって。日本語で教えてもらえるよ。
デジタネで学ぶプログラミングは英語でコマンドを入力するよりかんたんなので、コマンドよりさきにプログラミングを覚えるのもいいと思います。
デジタネはマインクラフトの遊び方も教えてくれるので、操作方法の分からない最初のころから使うのもいいです。(デジタネはパソコンでマインクラフトJava版を使います)
ぼくは小学2年生でデジタネを使っていますが、とても分かりやすく動画でプログラミングを教えてくれるので年長の弟でも使えています。
まとめ:マインクラフトは遊びながら想像力と英語力がつく
アメリカの小学校では、マインクラフトを毎日使っています。
マインクラフトは、普通のゲームよりいっぱい頭を使います。
英語を覚えられるし、目標を立ててそれをクリアするためにや努力をたくさんするようになります。
マインクラフトはゲームだから子どもにやらせないでおこうと思うのではなく、やらせてあげてほしいです。
最初は難しいと思うかもしれないので、YouTubeを見たりデジタネを使いながら楽しく覚えていくといいですよ。
「デジタネ」というサービスは、日本語でプログラミングやタイピングの練習ができてとても楽しいので、小学生のみんなにぜひ使ってみてほしいです。
【14日間無料体験】オンラインで学ぶ!小中学生向けプログラミング「デジタネ」
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