アメリカ生活を快適に送るためには、食材の買い出しから家事の工夫、そして生活に役立つアプリやサービスの利用まで、さまざまな情報を知っておく必要があります。
毎日の生活をスムーズに行えないと、それだけで大きなストレスを抱えることになるからです。
例えば「日本のテレビを見る」ことであったり、「毎日の洗濯や掃除」についても、よく分からないとストレスを感じるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、家事をうまくこなしながらアメリカ駐在を楽しく過ごすためのヒントや、駐在員が持つべきクレジットカードなどについてもまとめて紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、充実した駐在生活を送るために役立ててください。
アメリカで日本のテレビを見る方法
アメリカでは、日本のようにテレビをつければリアルタイムの番組が見られるわけではありません。
テレビ局と契約をして料金を払うと、リアルタイムの番組が見られるようになります。
でも、正直日本の番組が見たいんですよね。
アメリカで日本のテレビを見る方法で一番おすすめなのは、安くて便利なのは「VPN+日本の動画配信サービス(ABEMAやTverなど)」の組み合わせです。
VPNを使えば、今日からでも日本の映画やドラマやバラエティ番組などのテレビが見られるようになりますよ。
アメリカで使うVPNは「MillenVPN」がおすすめです。
- 月396円(2.7ドル)~
- 日本の動画配信サービスはほぼすべて視聴可
- 同時利用10台まで
- すべて日本語
- 30日間の全額返金保証あり
アメリカで日本のテレビを見るその他の方法は【無料あり】アメリカで日本のテレビを見る5つの方法(2024年版)にまとめています。
アメリカでの家事
「洗濯機」は水の温度の設定に注意
アメリカのホテルやアメリカ赴任者の住む賃貸の家には、縦型洗濯機が置かれていることが多いです。
乾燥機は隣に配置されていて、洗濯機では洗濯のみができるようになっています。
アメリカの洗濯機は、以下の設定をしてスタートボタンを押すだけ↓
- 水の温度
- 汚れのひどさ
- 標準洗い・シーツ洗い・脱水のみなどを選択
- すすぎの回数
- 水の量(自動か満水)
設定はすべて英語で表記されていて、日本の洗濯機にはついていない機能もあるので最初はけっこう戸惑いますが、一度設定してしまえば毎回スタートボタンを押すだけなのでかんたんです。
日本の洗濯機との大きな違いは「水の温度の設定」があるところ。
アメリカの洗濯機の使い方について詳しく知りたい方は【アメリカの洗濯機】5つの特徴や使い方|洗剤や柔軟剤を入れる場所という記事をご覧ください。
「洗濯洗剤」は選び方に注意
アメリカの洗濯洗剤は、基本的に「温水専用の洗剤」です。
日本では「温水専用の洗剤」なんて聞いたことがないので、わたしは渡米してすぐは何も知らずに常温の水で洗濯していました。
「温水専用の洗剤」を常温の水で洗濯すると汚れや臭い落ちがとても悪く、洗濯機から取りだした服が半乾きのような臭いで「クサッ」ってなります……
調べると冷水でもOKの洗剤があることを知り、いまでは常温の水で洗濯しても汚れ落ちバッチリで臭いもスッキリ~☆な洗濯ができています。
水の温度によって使える洗剤の種類が異なるので、洗剤についてもチェックしておきましょう。
知らないとヤバいアメリカの洗濯洗剤!日本との違いとおすすめの洗剤・柔軟剤>>
アメリカでは「乾燥機」をよく使う
アメリカでは基本的に洗濯物を外に干してはいけないため、日本より乾燥機を利用する機会が増えると思います。
乾燥機は、「温度と時間」を設定してスタートボタンを押すだけ。
毛布が2枚入るほどビッグなのでまとめ洗いも怖くありません(笑)
でもやはり乾燥機にかけたくない服ってありますよね。
アメリカには日本のように「便利な洗濯物干しグッズ」がほぼ売っていないので、日本から送ると間違いありませんよ。
乾燥機については、アメリカの乾燥機の使い方と使わない方法|便利なふとん乾燥できる機能という記事を読んでみてください。
「電気コンロ」は焦げやすい
アメリカでは電気コンロが主流で、見た目はIHですが全くの別物。
IHは鍋を温めるのに対し、電気コンロは台自体が熱くなります。
日本のフッ素加工の鍋などをアメリカの電気コンロで使うととても傷みやすい(コーティングが溶けてくる)ので、新しく買うならステンレス製の鍋やアメリカ製の商品を買うのがおすすめです。
アメリカの電気コンロの使い方や注意点、掃除方法はこちらで紹介しています。
掃除機
アメリカでの掃除機選びは重要です。
アメリカにはカーペットが敷かれている家が多く、強力な吸引力のある掃除機が必要です。
詳しくはアメリカでおすすめの掃除機は?カーペット対応モデルと選び方を参考にしてください。
アメリカでの買い物・おトク・飲食
アメリカのクレジットカード発行
アメリカはクレジットカード社会なので、アメリカ生活がはじまったらクレジットカード発行を考えると思います。
- コーヒー1杯でもクレジットカードで支払う
- 日本のクレジットカードを使うと為替手数料が高い
- アメリカのクレジットカードは入会特典がすごい
アメリカのクレジットカードの恩恵を最大限受けるには、適当にカードを発行することだけは絶対にNGです。
わが家はアメリカでクレジットカードを20枚発行し、家族4人のホテル代ほぼ無料でアメリカ内を旅行しています。
高額ポイントや現金を最大限獲得するための手順を別の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてください。
【見なきゃ損!】アメリカ駐在員・駐妻1年目におすすめのクレジットカード発行手順>>
アメリカのAmazonで買える日本の食材・調味料
アメリカのAmazonではコンソメや鶏がらスープの素、お米などアメリカでの和食作りに必要な食材・調味料が売られています。
アメリカのAmazonで買える「本物の和食が作れる食材や調味料」を紹介しているので、アメリカでも和食作りをしたい方は参考にしてください。
【管理栄養士が教える】アメリカのAmazonで買える日本の食材・調味料20選>>
日本食通販サイト「Weee!」(20ドルオフクーポン)
アメリカで日本食材を買いたいなら、日本語対応の「Weee! 」というネット通販がとても便利です。
渡米前にアメリカで買える日本食材の値段確認にも使えます。
「Weee! 」では調味料やお菓子、ラーメンなどのほか、地域によっては冷凍食品や生野菜も購入できます。※常温商品しか購入できない地域あり
ご自身の郵便番号を入力すると、注文できる商品のみ表示されます。
わたしは「しょうゆ、料理酒、みりん、マヨネーズ、もち米」などの重たいものや「タケノコ、サバ味噌煮缶」なんかをよく買っています(^^♪
送料無料になる金額は地域により異なりますが、35ドルまたは49ドル以上の注文で送料無料です。
商品が微妙な状態で届いたときの返金手続きもアプリから超かんたんにでき、ちゃんと返金されるので安心して使ってみてください♪
下のリンクから登録すると、わたしからの紹介特典で20ドルオフクーポンがもらえるのでよかったらどうぞ。
アメリカのRakuten(楽天):知らないと数千ドル損するかもしれません
アメリカでは「Rakuten(楽天)」サイトを経由して各ショップから買い物、旅行の予約などをするとポイントではなく現金でキャッシュバックが受けられます。
わたしは2年半で3,655ドル(55万円)のキャッシュバックを受けています。
正直、アメリカ生活でRakuten(楽天)を利用しないのはかなり損ですよ。
アメリカ生活をはじめるならぜひチェックしてみてください。
いまならわたしの紹介リンクから新規登録をしてRakuten経由で30ドル以上の買い物をすると30ドルキャッシュバックがもらえます。※紹介なしだと30ドルの買い物で3ドル(初回購入金額の10%)のみです。
ガソリン・飲食店のキャッシュバック「Upside」
Rakuten(楽天)に比べるとキャッシュバック率は少ないですが、アメリカ全土でガソリン給油のときにキャッシュバックが受けられる「Upside」というアプリがあります。
わが家は毎月10ドルほどのキャッシュバックを受け、レストランやスタバの支払いに使っています♪
アメリカ生活に欠かせない車の維持費から毎月10ドル戻ってきたら、けっこう助かりますよ(^^
アメリカで車に乗る方はぜひチェックしてみてください。
下の紹介リンクから登録をして初回給油が完了すると、通常のボーナスとは別で5ドルの追加キャッシュバックがもらえてボーナスが早く貯まります。
食料品のキャッシュバック「ibotta」
ibotta(アイボッタ)というアプリを使うと、アメリカでの食料品やお酒、日用品の購入でキャッシュバックが受けられます。
アメリカで食料品のキャッシュバックが受けられるアプリはibottaだけです。
商品を購入後にアプリで買った商品を選び、レシートの写真をアップするだけで誰でもかんたんにキャッシュバックがもらえます。
1つの商品で2〜5ドルもらえるものも。あっという間に貯まります♡
20ドル貯まれば好きなギフトカードに交換してすぐに使えますよ。
電話番号とメールアドレス、郵便番号があればすぐに登録可。
アメリカの日本食スーパーで売っているもの
アメリカにある日本食スーパーでは、メーカーは選べませんがよく使う日本の食品はある程度手に入ります。
日本と比べると値段は3~5倍以上でとても高いですが、とくにメーカーにこだわりがなければ生活に困ることはありません。
アメリカの日本食スーパーで売っているものを詳しく知りたいという方はこちらを参考にしてください。
アメリカの牛乳の見分け方
アメリカには低脂肪乳やチョコレートミルクなど、たくさんの種類の牛乳が売られています。↑全部牛乳コーナー
なにも知らずに牛乳を買い物に行くと、ふつうの牛乳すらよく分かりません。
ふつうの牛乳は「Whole milk」と書いてあるものですよ。
牛乳好きな方は「アメリカの牛乳の見分け方」の記事は要チェックです。
150㎝台の女性におすすめの服ブランド
アメリカで売っている服は大きくて合わない、と思っている日本人女性は少なくないと思います。
しかし実は意外と小柄な人に合うサイズ展開をしているブランドはあるんです。
「日本よりお得に買えて、小さめサイズも取り扱っているブランドを知りたいという方はこちらをチェックしてみてください。
150cm台の女性にぴったり!アメリカで見つけるお得な服ブランド7選>>
アメリカの生クリーム
子どもの誕生日やクリスマス、イベント時には生クリームを作ったケーキが食べたくなりますよね。
しかしアメリカのケーキは超カラフルなバタークリームのものばかりで、日本のショートケーキっぽいものは普通には売っていません。
しかも、生クリームを買ってきて泡立ててもゆるゆるで、ぜんぜんケーキに使える生クリームが作れない……。渡米してけっこう困ったことの一つでした。
おいしいショートケーキが作れる生クリームを見つけたのでこちらで紹介しています♪
【決定版】アメリカで日本のおいしいショートケーキが作れる生クリームとは?>>
アメリカの運転免許の取得方法
渡米後、駐在員や駐在妻は1年以内にアメリカの運転免許を取得する方がほとんどです。(国際免許の期限が1年しかないため)
2022年にケンタッキー州で運転免許を取得したわたしが、運転免許取得方法を3ステップで解説します。
州によって規則が異なる部分もあるのですが、「ケンタッキー州の筆記試験対策問題集」も作ったのでよかったら参考にしてみてください。(他の州の情報ものせています)
アメリカでの年間イベント
アメリカでは以下のようなイベントがあります。
- バレンタインデー(2月14日)
- サマータイム(3・11月)
- ハロウィン(10月31日)
- サンクスギビングデー(11月第4木曜日)
- ブラックフライデー(11月第4金曜日)
- クリスマス(12月25日)
・バレンタインデー(2月14日)
バレンタインデー(2月14日)は、小学校やプリスクールではクラス全員分の菓子やおもちゃを用意し、みんなでプレゼント交換します。
日本のようにホワイトデーはありません。
・サマータイム(3・11月)
アメリカにはサマータイムがあり、3月と11月に時計の針を1時間ずつ動かす作業が必要です。
少し面倒ですが、アメリカで生活するうえでサマータイムは知っておきたい内容なので軽く確認しておきましょう。
・ハロウィン(10月31日)
ハロウィンは10月31日で、18時頃から近所の家をまわってお菓子をもらいます。
9月中旬頃から家の周りにハロウィンの飾りつけをする人が増えはじめますよ。
息子たちの通う学校では、ハロウィン当日に仮装して登校する子もいます。
ハロウィンの日、わたしは自分の家の前に「小さなお菓子300個入れたカゴ」を置いて、近所の子ども達が自由にお菓子を取れるように準備してから息子達と近所を回っています(^^
ハロウィンはアメリカ生活のなかでもめちゃくちゃ楽しくて大好きなイベント♪ぜひ大人も仮装して楽しんでください。
・サンクスギビングデー(11月第4木曜日)
サンクスギビングデー(11月第4木曜日)は、もともと秋の収穫に感謝する日ですが、最近は自分の周りの人に感謝を伝える日にもなっています。
学校や会社はお休みになり、街のお店や飲食店も定休日となるところが多いです。
・ブラックフライデー(11月第4金曜日)
サンクスギビングデーの翌日はブラックフライデー(11月第4金曜日)。
朝6時からお店がオープンするところが多く、50~70%オフなどのセールが開催されます。
11月に入るとどこもセール開始の雰囲気になってきて、「Rakuten」を経由して買い物すると20%キャッシュバックされるなど非常におトクな時期になります。
わたしは去年のブラックフライデー時期の買い物だけで「Rakuten」で400ドル以上キャッシュバックされました。
アメリカで買い物をするならぜひ「Rakuten」を使ってみてください。
・クリスマス(12月25日)
アメリカではクリスマス前には生のモミの木が売られていることもあり、クリスマスツリーのオーナメントの種類も豊富でかなり本格的。
ショップや銀行、水族館などいろんなところで本物のサンタさんに会えるイベントも開催しているので、子どもとサンタさんに会いに行ってみるといいかも(^^
アメリカの雑貨はとってもかわいいので、アメリカ生活をはじめたらぜひイベント前に雑貨屋さんへ行ってみてください。
駐在妻の英語勉強法
駐在妻は英語を話せなくても生きていけますが、言いたいことが言えない毎日はぜんぜん楽しくないです。
英語が原因でうつ状態になる駐在妻ってけっこう多くて、泣きながら相談されたこともあります…
日本で生まれ育っていたら英語話せないので……、アメリカ人と話すことはほんとに大変なんですよね。
だから、駐在妻はなんとか生活できるくらいの英語力を身につけたくてみんな昼間に勉強しているんですよ。
駐在妻の勉強法には以下のようなものがあります。
- 自分で教材を使って勉強
- オンライン英会話を受ける
- チューターさん(家庭教師)に来てもらう
- ESLクラスを探して参加
- 大学の英語クラスに入学
・自分で教材を使って勉強
英語を話せるようになるならどのやり方でも自由ですが、わたしが1番おすすめなのは「駐在妻のための英会話ビギン」のオンライン講座を3ヶ月間本気で受けることです。
ビギンは「英語を全くしゃべれない。とりあえず駐在妻に必要な英会話を練習したい」って人にほんっっっとにおすすめ。
わたしはアメリカ生活2年目でビギンを知ったのですが、正直駐在前から使っていたらわたしの駐在生活もっとスムーズにはじめられたと思います。
動画でオンライン英会話風なレッスンを受けるので、オンライン英会話が苦手な人にもめっちゃいいですよ。
6ヵ月間毎日使い放題で、たったの2万円。2倍の料金を払ってもいいと思える内容です。
【14日間無料】駐在妻に必要な英語が最短で学べるビギンのオンライン講座口コミ
ビギンが提供しているすべてのサービスについて知りたいならこちらの記事を読んでみてください↓
・オンライン英会話を受ける
アメリカでもマンツーマンのオンライン英会話を受けたいと思っている人も多いことでしょう。
日本のオンライン英会話の多くは日本時間に合わせた営業時間なので、アメリカでは昼間に予約が取りにくいです。
アメリカ駐在中にオンライン英会話を受けたいなら、24時間受講可能なオンライン英会話を利用すると便利ですよ。
それでは、快適なアメリカ生活をお送りください☆